【日刊試読タイム】『僕のカノジョ先生』(MF文庫J)

また週末に向けて暑くなっていくようです。

さて、今回はMF文庫Jが2018年8月25日に発売する『僕のカノジョ先生』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

過去のトラウマで“先生”という人たちに不信感を持つ僕・彩木慎はある日の放課後、校内で一番人気の美人教師・藤城真香先生に呼び出された。「わたしは――君が好きです」……って、唐突に告白!?「君がわたしを好きと言うまで、どんな手を使っても迫り続けるわ」 それからというもの、指導と称して放課後に呼び出され、なぜか一緒に大人な動画を観せられたり、過剰なスキンシップをされたり、デートに連れて行かれたりで、だんだん先生を意識するようになって……? でも、先生が教え子と結ばれるのはまずいよね? 絶対に両想いになってはいけない(!?)二人の禁断ラブコメ、授業開始!

著者は鏡遊先生。イラストはおりょう先生。鏡遊先生はシナリオライターとして活躍されているだけでなく、複数のレーベルで作品を刊行している作家です。本作は“先生”という人たちに不信感を持っている少年が、校内で一番の人気美人教師に告白されて始まる年の差ラブコメのようですね。試し読みでは約16ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

僕は“先生”が好きじゃない。

主人公は過去のトラウマで“先生”という存在に不信感を抱く高校生、彩木慎。トラウマというには少々大袈裟な事件は幼稚園時代にまで遡るのです。婚約指輪のつもりでプレゼントした花の指輪を嬉しそうに受け取ってくれた大好きな先生。ところが、その数日後に結婚を宣言して幼稚園を去ってしまったという悲しいエピソード。今でこそ誰かが悪いというわけではないことを理解しつつも、幼心にとっては裏切りであり、“先生”という存在への苦手意識を抱くきっかけになっていたのです。

小学校、中学校と苦手意識をもったまま成長してきた主人公はとある放課後、担任でもあり英語教師でもある“先生”に、生徒指導室に呼び出しを受けることになるのです。呼び出される原因に心当たりのない彼を待っていたのは“先生”からの告白。美人なだけでなく教師としても優秀で、高嶺の花なんて古めかしい言葉で呼ばれている殿上人。彼女はブラウスのボタンを外しながら、スカートの裾に手をかけながら、告白の返事を迫ってくるのです。

いったい何を企んでいるのか。警戒する主人公とは裏腹に、好きだという気持ちを行動で表現してくる美人教師。告白をOKしたら職を辞して尼や修道女になるとまでのたまう彼女は、主人公を自分のことが好きになるよう教育すると宣言するのです。あらすじからも主人公が振り回されることになるであろうことは想像に難くありません。一筋縄では行かなさそうな恋模様が気になります。

試し読みでは美人教師・藤城真香が、主人公を自分に恋する生徒に教育すると宣言するところまでが公開されています。主人公が真香先生は高嶺の花なんかじゃないことを知っていたという、ちょっとした謎も気になるばかり。“先生”を苦手とする生徒と、罰と称してキスをしてしまうくらいにゾッコンな先生が送る禁断のラブコメに注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©鏡遊/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:おりょう

[関連サイト]

『僕のカノジョ先生』特設サイト

MF文庫J公式サイト

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