【日刊試読タイム】『サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた』(オーバーラップ文庫)

ちょっとした事件(?)のようなものの被害に遭ってしまうなど。

さて、今回はオーバーラップ文庫が2018年10月25日に発売する『サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

「ようこそ。人ならぬ人が跳梁跋扈する、もう一つの現実へ」 会社帰りに事件に巻き込まれ、“刀”を手にしたことで“覚めたもの”――異能者となったサラリーマン・榊平蔵。表社会から存在を抹殺された平蔵は、異能をもって影から日本を守護する組織『近衛』に入隊する。高額な報酬のためサラリーマン時代に磨いた手練手管を駆使する平蔵だったが、護衛対象である高貴な一族の一人娘・日桜や近衛の仲間たちとの交流を通し、自身の在り方を見つめ直していく。一方、闇に潜む他国の魔の手が、日桜と“刀”を狙い蠢いており……? 世俗にまみれた青年と無垢で高貴な幼女が織りなす異能剣戟アクション、開幕!

著者は逆波先生。イラストはBou先生。逆波先生はWEB小説よりデビューされる作家です。本作は入社三年目のやり手サラリーマンがとあるきっかけで異能に目覚め、国を影から守護する組織へと所属して始まる物語のようですね。試し読みでは約47ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

お金にがめついサラリーマン×皇族幼女が織り成す現代ファンタジー!

主人公は入社三年目の若手サラリーマンである榊平蔵。皇族が国のトップに君臨し、裏の世界を「近衛」と呼ばれる集団が支える現代日本。お金は使い切れないほど稼ぎたい。でも無能な人間の下では働きたくない。いつか手にしたい社長という肩書に向けてまい進する主人公は、若手として輝かしい業績と稼ぎをあげていたのです。伝手やコネは美味しくいただきたいし、貸しだって作るにこしたことはない。あらゆる打算をもって、他人が起こしたトラブルにも首を突っ込みながら、順風満帆なサラリーマン生活を送っていたのです。

異例の昇進も夢ではなく、遅い時間ながらも気分良く帰路についた主人公は、強面の怪しい外国人の集団とぶつかってしまうのです。その衝撃で散らばるアタッシュケースと、手にしたこともない何本もの実物の刀。一向に謝る素振りも見せない相手の態度に悪態をついた主人公は、ふと自分が何かを手にしていることに気付くのです。それは散らばったうちの一本の刀。そして沸き起こる、これまでに感じたことのない全能感と高揚感。たとえ首をナイフで断たれていようとも、そのまま意識を失おうとも、暴れ狂う姿はもはや人間とは呼べない姿だったのです。

言い知れない倦怠感と共に目を覚ました主人公を待っていたのは、自分が生きているということと、自由を失ったということ。そして特別な力を手にしたという事実だったのです。致命傷を負ったにもかかわらず、なぜ生きていられたのか。軍服のようなものに袖を通す女性が口にする「覚めた」という言葉。これより榊平蔵は公では死亡扱い。「覚めた」ことにより、兵器として国の所有物となることが告げられるのです。

試し読みでは、理解はできても納得ができない主人公が、高額の報酬を提示されて釣り上げられてしまうところまでが公開されています。皇族をサポートする直轄機関「近衛府」に所属することになった世俗に塗れたサラリーマン。そんな彼の前に姿を現すことになる皇族の幼女との掛け合いや、剣戟のアクションシーンにも注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©逆波/オーバーラップ イラスト:Bou

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