卓球日本代表・森薗政崇氏も絶賛『ピンポンラバー』第2巻が発売 「こんな作品が卓球界には必要だった!」

ガガガ文庫刊『ピンポンラバー』第2巻が2018年10月18日に発売となった。本作は第12回小学館ライトノベル大賞「優秀賞」受賞作で、卓球エリートたちが集う学園を舞台に、挫折から再起したかつての天才卓球少年が、青春の全てを卓球に懸ける姿を描いた作品だ。その物語の熱さは現役の卓球選手をも魅了しており、2018年度のナショナルチームメンバーである森薗政崇選手もその一人。「こんな作品が卓球界には必要だった! 読んだら卓球をしたくなる。卓球をした事ない人も絶対に読むべき作品」と絶賛。第2巻のオビにもコメントを寄せた。

【第2巻あらすじ】

卓越学園ランキング一位の男・獅子堂煉が海外遠征から帰国。その知らせに翔星たちが体育館に駆けつけると、全校生徒の中から獅子堂の練習パートナーを探しだすための選考会が行われていた。そして選ばれたのは意外な人物だった。時を同じくして、中国卓球界の新星「夢幻の天女」こと、リュウ・メイリンが来日。急遽学園への編入学を決めた彼女の目的は、瑠璃の姉・白鳳院紅亜を中国へ連れて帰ることにあった……。世界レベルのプレイヤーたちの登場で学園内に巻き起こる波乱! 卓球に懸ける少年少女たちの物語は灼熱の領域へ!

著者である谷山走太氏は、ライトノベルというジャンルでは異色とも言えるスポーツ、それも卓球を題材に選んだ理由について「卓球にはエンタメに必要な要素が詰まっているから」と語る。卓球はスピードと緊張感ある試合の中に、万人が「すごい」と分かるスーパープレイが必ずあること、日本において世界レベルで闘える選手が何人もいること。これほどエンタメの条件が揃っている卓球を、ライトノベルに落とし込むことができればすごく面白いものができると確信し、執筆に踏み切ったという。

本作はラノベニュースオンラインアワード2018年6月刊のアンケート結果にて、第1巻が「熱かった」部門で選出されるなど、物語に込められた熱さは折り紙付き。10月24日には卓球の新リーグ「Tリーグ」の開幕も控え、卓球界も盛り上がりを見せている。ライトノベルでも卓球の熱気を感じ、『ピンポンラバー』から卓球にも興味を持ってもらいたい。『ピンポンラバー』は、ガガガ文庫より第2巻まで発売中。

▼森薗政崇

ITTF(国際卓球連盟)最高世界ランク21位(現在40位)。昨年の世界選手権・男子ダブルスで48年ぶりの銀メダル獲得、今年の全日本選手権混合ダブルス初優勝、男子シングル3位など、躍進中の23歳。岡山リベッツ所属、マネージメント・FPC。

©谷山走太/小学館 イラスト:みっつばー

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