【日刊試読タイム】『私立幼なじみ学園 いちゃらぶ学科で恋愛チャレンジ!』(MF文庫J)

朝が寒くなってきました。

さて、今回はMF文庫Jが2018年10月25日に発売する『私立幼なじみ学園 いちゃらぶ学科で恋愛チャレンジ!』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

今から少しだけ未来――少子化が進んだ日本では、思春期となる高校生に対して、積極的な恋愛を推奨する政策を取り入れていた。そんな中「幼なじみとの恋愛」を推奨する『私立幼なじみ学園』に主人公・武藤優真は3人の幼なじみと入学した。幼稚園から小学2年生まで一緒にいた、気は強いけど無邪気な伊集院鷹華。小学3年生から6年生まで一緒にいた、甘えん坊で面倒くさがりな御影あゆな。中学3年間一緒にいた、面倒見が良くてお姉さんぶりたい若林カナ。そんな優真と幼なじみたちは、『いちゃらぶ学科』という特殊な学科に所属することになって――いちゃいちゃしていろんな恋人イベントを実践する毎日を送ることに!?

著者は番棚葵先生。イラストは竹花ノート先生。番棚葵先生については過去の日刊試読タイムの記事をご確認ください。本作は「私立幼なじみ学園」に入学した主人公が、3人の幼なじみと共に恋愛関係を築き上げていこうとするラブコメのようですね。試し読みでは約50ページが公開されています。挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

右を見ても左を見ても、背中を振り返っても幼なじみ!

主人公は3人の幼なじみがいる高校生、武藤優真。日本全国から異性の幼なじみを持つ子供をかき集め、生徒として入学させている「私立幼なじみ学園」に入学した優真は、一緒に入学した幼なじみと共に、2人の幼なじみと再会を果たしていたのです。日本の若人に恋愛を推奨する国家計画。その後押しを受け、学園では特殊な制度を取り入れ、とある学科が誕生していました。その名も「いちゃらぶ学科」。生徒はもちろん、一部の教師さえ恥ずかしくて口をつぐみかけてしまうこの学科こそ、恋愛をダイレクトに体験することを推奨した特別学科だったのです。

そんなある日、優真たち4人は学園長室に呼び出され、「いちゃらぶ学科」への強制転科を“特別な事情”を理由に言い渡されることになります。学科の名称や複数同士で恋愛をしても構わないという特例に反発しながらも、同学科ならではの魅力的な特典と、幼なじみたちの張り合いによって、転科が決定。とはいえ、いきなり恋愛をしろと言われても戸惑う4人は、学科で配布された「教本」に従いながら、日々を過ごすことになるのです。

そんな4人に立ちはだかるのは、定期的に提出しなくてはならないレポートの存在です。いちゃいちゃするとは、いったいどういうことなのか。ちょっとしたスキンシップや一緒の登下校などを実践する幼なじみたちでしたが、これまで自分たちがやってきたことと大して変わらないという結論に至ってしまうのです。恋愛に疎すぎる4人。相手をドキドキさせるためにはどうすればいいのか、この学科を通して学んでいくことになるのでしょう。

試し読みでは「いちゃらぶ学科」のためだけ、という考え方から小さな一歩を踏み出した優真が、3人の幼なじみへ決意を表明するところまでが公開されています。いちゃいちゃにはまったくもってほど遠いものの、優真の決意表明を受けてほんの少しだけ心境に変化が訪れる幼なじみの3人。今後の恋愛模様への進展に注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©番棚葵/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:竹花ノート

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