『レイン』シリーズや『魔王の後継者』などの著者、吉野匠氏が逝去

アルファポリス刊『レイン』シリーズやブレイブ文庫刊『魔王の後継者』などの著者、吉野匠氏が逝去されたことが、アルファポリスの公式サイトにて発表された。『レイン』はシリーズ累計130万部を突破する最強ファンタジーとして人気を博していた。同氏は昨今隆盛を極めるWeb小説の先駆者の一人でもあった。昨年4月にはブレイブ文庫創刊ラインナップとして『魔王の後継者』シリーズを始動。ラノベニュースオンラインでは同氏にも登場をいただいて、インタビューも実施していた。今後の更なる活躍も期待されていた中での訃報となった。

【第15巻あらすじ】

上将軍レインたちは、敵対する魔族に捕らわれていたレイグルを無事に救出した。レイグルの心情はさておき、こうしてサンクワールとザーマインの同盟は成った……はずである。次にレインは、魔族による大陸各地への無差別攻撃を止めることを画策した。だが、魔族が素直に交渉に応じる可能性はない。そこでレインは、魔族軍の指揮官であるミライに狙いを定めた。彼女を捕らえて人質とし、魔王と直接交渉をするのだ。そのために、レインと仲間たちは、ミライがいるクリスタルパレスへ奇襲をかける――

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2018年4月のインタビューでは、WEB小説に対する見方や在り方も「時代が変わった」と振り返ったほか、アニメ化も経験してみたいと語られてから1年も経たない中突然の訃報となり、非常に残念なお知らせとなってしまった。深くご冥福をお祈りしたい。

©吉野匠/アルファポリス イラスト:風間雷太

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