BKブックス2019年7月刊行のラインナップをご紹介。『魔王軍四天王の面汚しと呼ばれた俺、今は女勇者のお兄ちゃん』など2冊

2019年7月5日に発売されるBKブックス7月刊行のラインナップ2冊のジャケットイラストとあらすじをご紹介します。挿絵の一部もご紹介します。

魔王軍四天王の面汚しと呼ばれた俺、今は女勇者のお兄ちゃん

©猿渡かざみ/ぶんか社 イラスト:ORETO

【あらすじ】

怪蟲神官ガガルジという男は、勇者殺しという偉業を成しながらも「四天王の面汚し」と蔑まれていた。そんな彼に魔王から1つの指令が下る。それは次の勇者になる者がわかったため、今のうちに洗脳して魔王軍が有利になるように引き込めという指令だった。あまりのムチャぶりに一度は拒否するものの、魔王の強引な命令によって渋々旅立つことになったガガルジ。仕方なく故郷を失った人間の少年・ルードを演じて、人間たちの世界に紛れ込むことにする。次の勇者となる赤ん坊がいる村に向かう途中、ルードは山賊に襲われている次期勇者の両親を助けることに成功する。これで勇者の家族に近づけたと思ったルードだったが――「ルード君、ウチの子にならないか?」「はぁっ!?」 勇者を魔王軍に引き込むより先に、自分が勇者一家に入れられてしまった!? 魔王軍の四天王が、将来の女勇者を育てることになってしまったドタバタ子守りライフがここに開幕!! さらに20ページ超えの大ボリューム描き下ろしも収録!

「ふえっ……ふええええええ……!」「今度はなんだ!? 腹が空いたのか? それともおしめか!?」

「──我が名はガガルジ、魔王軍四天王の一人、怪蟲神官ガガルジ」 闇が俺の元へ収束し、鎧を──かつての俺そのものを作る。空を覆っていた闇が晴れ、月明かりが再び俺を照らした。

転生した受付嬢のギルド日誌

©Seica/ぶんか社 イラスト:てつぶた

【あらすじ】

多種多様な種族が暮らす王国・アーリズの冒険者ギルドで受付嬢として働いているシャーロットは、前世の記憶を持って生まれた転生者。ギルドで起きる様々なトラブルには、前世の事務職OLとしての経験と2つのチート能力を駆使して、日々の業務をこなしている。例えば、自分の戦い方に悩む冒険者には、内緒で<鑑定スキル>を使ってそれとな=くアドバイスしてみたり、受付の列に横入りするマナー知らずには<障壁魔法>でご退場してもらったり! そんなトラブルあり笑いありの日々を過ごしていると、街の近くにあるダンジョンで<魔物の氾濫スタンピード>が発生! 受付嬢になる前は<障壁魔法>を使いこなす冒険者でもあったシャーロットは、凶悪な魔物たちを抑えるために前線へと出るのだった!

そんな組織のカウンター内にいる私は、二年前からここの受付嬢として働いている。皆からはシャーロットと呼ばれていた。

城門前で手をかざした。「城門前に障壁!」 一枚の障壁を門前に地面から垂直に立てるように作る。

紹介ラインナップは2019年7月5日発売です。

[関連サイト]

BKブックス(ぶんか社)公式サイト

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