【レポート】『うちの娘。』先行上映会&トークショー~第2回保護者の集い~イベントオフィシャルレポートが到着

2019年7月4日(木)より放送開始となったHJノベルス発のアニメ『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』の第1話-第2話先行上映会&トークショー~第2回保護者の集い~のイベントオフィシャルレポートが到着したので紹介する。2019年6月30日(日)にユナイテッド・シネマ豊洲にて『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』の先行上映会が開催された。上映後にはキャスト陣が登壇し、本作の感想やアフレコ現場の様子を語った。

『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』の原作は、著者のCHIROLU氏による小説投稿サイト「小説家になろう」の連載を経て、ホビージャパンのライトノベルレーベル「HJノベルス」にて書籍化(既刊8巻)。アニメ版の監督は『異世界はスマートフォンとともに。』でも指揮をとった柳瀬雄之氏。アニメーション制作はMAHO FILMが担当した。

本作は剣と魔法が存在する異世界が舞台。若くして頭角を現し、その名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」は、とある依頼で深い森へと足を踏み入れた際に、やせ細った魔人族の幼い少女「ラティナ」と出逢う。ラティナに課された罪人の烙印を見るも、幼さゆえに放っておけなかったデイルは、彼女を連れ帰る。やがて、保護者になることを決意したデイルだったが……「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」と、気づけばすっかり親バカ全開に! 保護者と養い子としての絆を作り上げていく二人の姿に、胸の温まるファンタジー作品だ。

第1話&第2話の上映後、デイル役の岡本信彦さん、ラティナ役の高尾奏音さん、クロエ役の桑原由気さん、シルビア役の高野麻里佳さんが登壇し、本編の感想やアフレコ現場の様子を語るトークイベントが行われた。この日は劇場の入口にラティナの等身大フィギュアが飾られていたことに、高野麻里佳さんは「思ったより小柄でした!」、桑原由気さんは「普通は“等身大”と聞くと大きいと感じるものなんですけどね」と驚き、一緒に撮影していると、劇場にいた子どもたちが集まってきたという、ほっこりするようなひとときを共有した。

それぞれのキャラクターの印象について話が移ると、デイルを演じる岡本信彦さんは「2話目あたりのアフレコでCHIROLU先生から『もっとヘンにしてください』と声を掛けていただき、ふんだんに偏愛を盛り込みました」と役作りの裏側を明かした。寵愛を受けるラティナに高尾奏音さんは「あんなにリボンの似合う子はいないんじゃないかと思うくらい可愛い。私的な推しポイントは食事のシーン! ひとつひとつのリアクションが可愛くて守ってあげたくなる」と顔をほころばせる。

デイルとラティナの関係性を、桑原由気さんは「保護者と養い子でありながら恋人のような雰囲気もある。収録のときから見ていて癒やされた」と話し、高野麻里佳さんも「デイルがくだけてきた2話のギャップを感じてから、あらためて1話を見直すと面白い。ふたりを見守っていきたいと思わせる愛のある関係」と評し、作品の根底に通ずる温かさに触れた。そんな二人が演じるクロエとシルビアは、ラティナと友だちになる少女たちだ。高尾奏音さんは「こんな友達が欲しいと思うくらい、あったかいふたり」と返す。

あらためて2話を通じて見て、今後の展開を含めたトークでは、岡本信彦さんが「成長を楽しむ作品。成長を支えるデイルと、成長していくラティナと、それを見守る保護者たち、という構図。まだうまく言葉を使えない2話までのラティナもずっと覚えていてほしい。たとえば、『おかえりなさい』と言えない頃のラティナは…」と高尾奏音さんにパスを出す。それに応えて高尾奏音さんが「おかえりなちゃい!」と演じると、岡本信彦さんは「ほら!あぁ…」と感嘆のため息。これには桑原由気さんから「リアルデイル!」とツッコミが入った。

その後も「ラティナのふてくされた顔も可愛い!」「同年代の子どもと遊ぶラティナの姿も注目!」「最終話を見てから第1話に戻ってきてもらうと感動がある!」など、見どころが次々に挙がる。厚く推されるラティナだが、アフレコでは岡本信彦さん曰く「試される現場」だったという毎回の高尾奏音さんによるアイキャッチ収録は、すべてアドリブだったこともあって印象に強く残ったそう。

高尾奏音さんは「もっと可愛く!まだいける!とディレクションいただいて、『一度台本を置いて、自分で一番可愛いと思うポーズを取ってみよう!』とおっしゃられたときは凄く緊張してポーズをとりました」と恥ずかしそうに言うのに対し、岡本信彦さんは「趣旨が変わってる!と笑ってしまった」と明かした。アフレコ現場はキャスト含めて全員が「見守り」モードだったことで、とてもハートフルな収録になったという。

先行上映会の最後には、岡本信彦さんが劇中のデイルそのままに「これからもラティナを愛でていくぞー!」と拳を振り上げ、高らかな叫びを上げた。観客も応えるように拳を振り上げ、まさに「保護者の集い」を全うするような温かい拍手に包まれつつ、幕を閉じた。

アニメ『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』は好評放送中。原作小説もHJノベルスより第8巻まで発売中。

©CHIROLU・ホビージャパン/白金の妖精姫を見守る会

[関連サイト]

TVアニメ『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』公式サイト

『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』公式Twitter

『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』原作特設ページ

HJノベルス公式サイト

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