ライトノベルレーベルも参入! 物語とイラストを組み合わせた新しい読み物のカタチ『ストリエ』が正式オープン

2015年5月よりβ版として運用の行われていた読み物サイト『ストリエ』が11月11日、正式オープンを迎えた。『ストリエ』は小説でもマンガでもない“トークアプリ風”読み物フォーマットとして、ストーリーとイラストを組み合わせた新しい読み物のカタチを提供する。ライトノベルレーベルからも一迅社文庫、MF文庫J、ファンタジア文庫、講談社ラノベ文庫なども参入しており、各レーベルの公式チャンネルも設けられている。スマホ用アプリの提供も開始となり、今後『ストリエ』が数多ある読み物の中で、どのようなポジションを築き上げていくのか注目だ。

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<ストリエとは>

ストーリーとイラストを組み合わせたこれまでにない「“トークアプリ風”読み物フォーマット」を、“読める”、“投稿できる”完全無料のサービスが『ストリエ』です。

「テキスト」×「イラスト」×「フキダシ」という全く新しい読み物スタイル

『ストリエ』のフォーマットは「テキスト」と「イラスト」と「フキダシ」で構成されています。これは、マンガ文化の中で発展した日本独特の「イラスト」と「フキダシ」というビジュアル表現と、小説文化の中で発展した活字表現を掛けあわせた、新しい読み物スタイルです。電子書籍市場でマンガがけん引していることからも、活字離れしている若者にも訴求できると考えています。

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縦スクロールで読む“トークアプリ風”読み物フォーマット

「ストリエ」では、画面を縦スクロールして上から下へストーリーを読み進めます。トークアプリが定着してきている中、「ストリエ」のフォーマットは利用者に親しみやすく受け入れられると予想されます。

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完全無料の「読む」・「投稿する」プラットフォーム

「読む」

ジェレネーターAndroid、iPhoneなどのスマホやPCサイトから、ストリエ化された出版社の作品も一般クリエイターが投稿した作品も、無料で閲覧ができます。

「投稿する」

ストリエが提供する読み物フォーマットを元に一般のユーザーが自由に表現しストーリーを投稿できます。特に投稿機能には直感的な操作で制作者の負担を軽減させるツール「ジェネレーター」を提供します。

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※投稿は現在PCからのみとなります。

所感ではあるが、本コンテンツは既存の小説作品との相性はよさそうな印象を受ける。活字に抵抗のある層を受け入れるための間口としては、有用な手段のひとつと言えそうだ。また、今後は投稿作品の発展性についても開拓されていくことが予想される。WEB小説やWEB漫画のように、デジタルから書籍に繋がる道が見えてくる可能性もゼロではない。『ストリエ』の盛り上がり方によって、新規参入レーベルも期待できる。まずは、実際に触って読んで体験してみることをお勧めしたい。

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[関連サイト]

『ストリエ』公式サイト

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