【らのすぽ!】最新PVにキャスト陣も度肝を抜かれる!『86―エイティシックス―』ステージレポート

電撃文庫発のアニメ『86―エイティシックス―』のステージイベントが、埼玉・ところざわサクラタウンで開催された「KADOKAWA ライトノベルEXPO2020」(通称:らのすぽ!)内にて、2021年3月6日(土)に開催された。配信イベントとして行われたステージには、シンエイ・ノウゼン役の千葉翔也さん、ヴラディレーナ・ミリーゼ役の長谷川育美さんの2人、さらにサプライズゲストが出演。最新情報からアフレコ現場の裏話まで盛りだくさんとなったステージの模様をお届けする。

 

 

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『86―エイティシックス―』は、第23回電撃小説大賞「大賞」受賞作で、無人機による帝国からの侵略を、同じく無人戦闘機械で退けていると謳う共和国を舞台に、戦場での犠牲者はゼロという標榜の裏側で散り往く少年少女たちと、指揮管制官の少女との戦いと別れを描くミリタリーSFアクション。本作を象徴する重厚感のあるBGMで登場した2人は、「らのすぽ!のノリとだいぶ違う雰囲気」と笑いあいながら、「今日はたくさんの新情報がございますので、楽しみにしていただけたらと思います」とステージの意気込みを語った。

 

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そんなステージ冒頭、早くもPV第2弾が解禁された。スタッフからの言伝として「音量をがっつり上げて見てもらいたい」という千葉翔也さんの言葉通り、日常シーンから戦闘シーンまで作品の内容に迫った必見の映像が公開。配信コメント欄でも「鳥肌がやばい」「これは映画ですか」など大絶賛。本作への期待を一層強く感じさせるコメントが数多く寄せられた。壇上の2人も初めて最新PVを見たとのことで、「汗が止まらないんですけど」と長谷川育美さん。アフレコがかなり進んでいることにも触れながら「ここでそのセリフを使うんだなって思いながら見ていました」と意味深に語る場面もあった。千葉翔也さんも「体温めちゃくちゃ上がってますよ」と興奮気味に語り、「戦闘シーンと日常シーンのどちらにもいろんな音が入っている。声が入ったことで一緒に戦っているエイティシックスの大切な仲間の存在感がさらに増した」と思いの丈を語った。放送も2021年4月10日(土)からスタートすることも決定するなど、ステージでは序盤から最新情報満載で大きな盛り上がりをみせた。

 

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そして新情報の解禁はまだまだ終わらない。壇上では追加キャストの発表も行われ、サプライズゲストとしてセオト・リッカ役の藤原夏海さん、クレナ・ククミラ役の鈴代紗弓さんが登壇。裏で最新PVを見ていたという2人は「第2弾PVやばいですね。普通に裏で拍手してましたよ」と衝撃冷めやらぬ様子で感想を述べた。ここからはキャスト4人での進行となり、第2弾となるキービジュアルもお披露目。その出来栄えに壇上でも歓声があがり、キャスト陣もまた期待を膨らませた。その後キャスト陣がそれぞれ自身の演じるキャラクターを紹介。ステージへの登壇がなかった山下誠一郎さん演じるライデン・シュガと、早見沙織さん演じるアンジュ・エマの解説も行われ、シンとの会話内容の重要性など、見どころについても語られた。

 

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続いては企画コーナー「トークテーマ:ハンドラーチャレンジ」がスタート。ステージ上に隠されているトークテーマを、ハンドラーとして長谷川育美さん指示のもとに3人が捜索した。「前回の特番の時にもハンドラー的なことをやったんですけど、ポンコツだったので威厳を取り戻します」と気合十分にスタート。制限時間86秒という限られた中、長谷川育美さんは笑いを巻き起こしながら指示を飛ばしていく。「もうちょっと細かく言ってもらわないとわからない」という千葉翔也さんにも、「右へ一歩半」などの細かな指示を送りながら、無事にトークテーマをゲット。最初の指示から静かにトークテーマをゲットしていた藤原夏海さんには「夏海さんはいつゲットしたの!?」「確かに!」と笑いに包まれるシーンもあった。

 

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その後入手したテーマのトークも行われ、【演じる中でご自身が意識していること】には「原作を拝見させていただいた時に、シリアスの中にもかなり踏み込んだ内容もあった。クレナは子供でありながらいろんな経験をしているので、キャラクター的には明るく振る舞いたいけど、明るすぎても周囲とのギャップもあるだろうし、テンション感が難しかった」と鈴代紗弓さんは演じる上で気を付けていることに触れた。セオト・リッカ役を務める藤原夏海も「セオは素直じゃない皮肉屋っぽい性格をしていることもあって、自分の性格とは正反対。なので、セオなりの言い方を絞り出すことが難しかったなって思います。皮肉屋だけだとエイティシックスの皆とは仲がいいので、孤独感はあまり出さないように気を付けている」と語った。続いてのトークテーマ【アフレコ現場の雰囲気】には、「同世代が多いこともあって、最初はみんな結構真面目だったけど段々と緊張は解れてきたよね」と述べた千葉翔也さん。キャスト陣からはアフレコ現場の和気あいあい感が語られ、良い雰囲気の中で収録が行われていることも伝えられた。最後のトークテーマ【スタッフのみなさんとのやり取り】では、「監督が収録終わりに毎回総括を言う」、「収録の合間でもスタッフさんが、このタイミングでこの音楽を流したらいいよねという話をしていた」、「スタッフのテンション感が伝わってくる現場は本当に嬉しい」など、スタッフ陣の作品に対する熱量の高さに触れるコメントが各キャストからは飛び出していた。

 

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ステージの最後には4人それぞれが挨拶を行った。「今回シークレットゲストということで、当日まですごくドキドキしていました。第2弾の映像もめちゃくちゃ格好良くて、作品はもちろん、キャスト・スタッフのみなさんがかなり熱い想いをもって挑んでいる作品です」と鈴代紗弓さん。藤原夏海さんも「このイベントに来られて楽しかったというのと、PVはもちろんですが、力を入れて作っている作品なので、どんどん期待を膨らませて楽しみに待っていてほしいです」とあらためて期待を滲ませた。長谷川育美さんも「今までずっと言いたかった情報をお伝えできて嬉しかったです。名前を出すことを禁じられていたキャスト陣の中から、2人がゲストとして来てくれて、一緒にステージに立てたことも嬉しかったです。引き続き放送まで楽しみに待っていただけたらと思います」と、ようやく口にできた情報の解禁に喜びの表情を浮かべた。最後に挨拶を行った千葉翔也さんも「今日の発表は僕らも楽しみにしていました。毎回台本をいただくたびに、原作でお話を知っているはずなのに、それぞれの感情の深堀りや演出で僕らが思わず泣いてしまうような展開が待っています。ぜひ4月からご覧いただいて、応援をよろしくお願いいたします」と、4月からの放送に向けてステージを締めくくった。

 

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ほかにもステージではレーナのフィギュア化やスペシャル特番の放送、WEBラジオの配信にニコニコチャンネルの開設など、新情報は目白押しだった。各種最新情報についてはアニメ公式サイトやSNSをチェックしてもらいたい。アニメ『86―エイティシックス―』は2021年4月10日(土)より放送開始。原作小説も電撃文庫より第9巻まで発売中。

 

 

©2020 安里アサト/KADOKAWA/Project-86

kiji

[関連サイト]

TVアニメ『86―エイティシックス―』公式サイト

TVアニメ『86―エイティシックス―』公式Twitter

『86―エイティシックス―』原作特設サイト

電撃文庫公式サイト

 

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