【らのすぽ！】『錆喰いビスコ』『はたらく魔王さま！』などサプライズ情報が満載！『新作発表＆DAY1エンディング』ステージレポート
『新作発表＆DAY1エンディング』ステージイベントが、埼玉・ところざわサクラタウンで開催された「KADOKAWA ライトノベルEXPO2020」（通称：らのすぽ！）内にて、2021年3月6日（土）に開催された。新作発表ステージでは総合MCの松澤千晶さんが、続々と新情報を解禁。『錆喰いビスコ』のTVアニメ化、『はたらく魔王さま！』TVアニメ第2期の制作決定など、視聴者へのサプライズという面で言えば、もっとも盛り上がったといえるステージの模様をお届けする。
「らのすぽ！」1日目の最後のステージは怒涛の新作発表会となった。発表される作品のタイトルが伏せられていたという意味においても、本ステージに最大のサプライズが詰め込まれていたことは間違いない。ステージ序盤より怒涛のアニメ化発表が続いた。事前にアニメ化が発表されていた作品の続報として、『スーパーカブ』の放送日決定情報、そして『リアデイルの大地にて』のメインスタッフ情報などが解禁。2作品の放送開始と今後の展開に大きな期待が寄せられた。そしてここからは新情報満載のアニメ化発表が続いていく。まず発表されたのは、ファンタジア文庫刊『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』のアニメ化企画進行情報。「正直、夢を見ているような気分です」と原作者・下等妙人先生のコメントも紹介されたほか、イラストレーターの水野早桜先生からはコメントとともに、アニメ化決定お祝いイラストも公開された。
続いては新作情報映像として『魔王学院の不適合者』アニメ第2期制作決定が発表された。2020年7月から9月にかけてTVアニメ化された人気シリーズ待望の第2期決定となり、ステージにはゲストとしてアニプレックスの中山信宏プロデューサーが登壇した。「とある映像を持ってきた」ということで、アニメ第2期制作決定のティザーPVだけでなく、アノス役の鈴木達央さん、ミーシャ役の楠木ともりさん、サーシャ役の夏吉ゆうこさん、3人によるキャストコメント映像も公開。第2期制作決定に嬉しさを爆発させる3人だったのだが、「我々的にはもうちょっと驚かせたい！」と鈴木達央さん。同映像内で、アニメ第2期が分割2クールで制作されることも明らかにされ、さらなる喜びを爆発させた。第1期放送時には2期をやることはまったく決まっていなかったとして、「これはひとえに、皆さんが勝ち取った勝利でございます！ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者に呼びかけた。中山信宏プロデューサーも「言いたいことはすべて鈴木さん達がおっしゃってくれました」と語り、今後の続報にも期待してもらいたいと締めくくった。
新作情報はまだまだ続く。こちらも映像が流れると、「このライトノベルがすごい！2019」文庫部門【総合＆新作】で史上初となるダブル1位を獲得した電撃文庫刊『錆喰いビスコ』のTVアニメ化が発表された。そしてステージにはPVで初解禁となったキャスト陣、赤星ビスコ役の鈴木崚汰さん、猫柳ミロ役の花江夏樹さん、猫柳パウー役の近藤玲奈さん、大茶釜チロル役の富田美憂さんの4名も登壇。本作について鈴木崚汰さんは「ざっくり言うと、世紀末に二人の少年が大暴れします」と作品の印象に触れた。
壇上では非常に興味深いティザービジュアルも解禁。「向こう側から飛び出てきそうな感じがする」と花江夏樹さんも語り、「いずれ剝がれていくのかな？」と、今後のビジュアルにも期待を寄せた。キャスト陣からは作品への意気込みも語られ、「PVを見ていただいてわかる通り、お芝居だけではなく映像の力もすごい作品」と富田美憂さん。近藤玲奈さんも本編がすごく楽しみになったとして、「それぞれ違った生き様を見せてくれるキャラクター達がこの世界でどう暴れるのか見ていただければ」と期待を寄せた。花江夏樹さんは「今まで見たことのない作品だなと思ってワクワクしております。ミロ役として精一杯頑張ります」と挨拶した。鈴木崚汰さんも「腹から叫ぶようなバトルものをやりたいと思っていたところでビスコに出会った。バトルアクションだけでなく、愛とは何かという部分にも触れてくる作品。ぜひ楽しみにしていてください」と思いを語って締めくくった。コミカライズ企画第2弾の制作情報も交えられながら、今後の続報も楽しみな発表となった。
さらに続く新作発表でも映像が先行して流れると、配信のコメント欄は視聴者の歓喜の声があふれることに。約8年を待ち続けたファンにとって待望となるTVアニメ『はたらく魔王さま！』第2期制作決定の情報がもたらされた。こちらもステージには魔王サタン／真奥貞夫役の逢坂良太さん、勇者エミリア／遊佐恵美役の日笠陽子さん、佐々木千穂役の東山奈央さんが登壇。全身で嬉しさを表現しながら登場した3人は「8年越しですね」と万感の思いを口にした。
あらためて2期決定の感想を聞くと、ステージ当日のつい数時間前に聞いたのだという日笠陽子さん。逢坂良太さんもステージ前日に台本で知ったとのこと。「嬉しさと驚きとで、こんなにいいことがあったら明日ドブにハマるんじゃないかって」と日笠陽子さんが笑いを誘いつつ、「長い月日の間、スタッフさんが2期を作るために動いてくれていたんだなって」と、東山奈央さんもにじみ出る嬉しさを露わに語っていた。3人は第1期が終わった後のイベントで大号泣したエピソードなど思い出話に花を咲かせつつ、ついに始動したTVアニメ第2期に向けて意気込みを語った。「2期を迎えられたのは、続きが見たいと声を届けてくださったみなさんのおかげです。当時の絆が今も生きていて、良いシリーズとなるに違いないと確信しています」と東山奈央さん。日笠陽子さんは「言葉が出てこないくらい喜びと驚きでぐちゃぐちゃです。8年前の自分を超えられるように頑張りたいと思っています。みなさんによいものを届けられるよう準備していきたい」と熱く語った。最後に「やったぞーい！」と叫んだ逢坂良太さん。「みんなとまた収録ができるんだなと思うと感無量。第2期は第1期を超えていかないといけないというハードルもありますが、全力で頑張りますので楽しみにしていただけたら嬉しいです」と挨拶し、ステージを締めくくった。
©Tone Koken,hiro/ベアモータース
©2019 秋/KADOKAWA/Demon King Academy
©2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会
©2021 和ヶ原聡司/KADOKAWA/MAOUSAMA Project
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