テーマは「メンタル」 2000万部のラノベを売った編集者『庄司智のラノベ編集者night!』第10回放送が配信

2000万部ものラノベを売った編集者、庄司智さん(現:講談社ラノベ文庫)の冠ラジオ番組、『庄司智のラノベ編集者night!』の第10回放送が2月1日に配信された。トークパートナーそしてナビゲーターは前回放送から引き続き、講談社アフタヌーン編集部の高橋正敏さん、声優の内村史子さん。ライトノベルやコミックス、そして時事トピックスをはじめとした出版社の仕事や見えない部分を楽しく共有する番組となっている。第10回放送のゲストは講談社ラノベ文庫刊『銃皇無尽のファフニール』の著者、ツカサ先生が登場。第10回のメインテーマは「メンタル」について。

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第10回のラジオ番組内では以下のテーマについて語られており、ライトノベルの読者やライトノベル作家を目指す人、出版業界に興味がある方など面白おかしく視聴できる内容となっているぞ。

・庄司さんがアニメ化作家と結婚したい、ツカサ先生とか。とおっしゃられていましたがツカサ先生はどうお思いでしょうか。

・プロの作家を目指しているワナビです。最近は執筆意欲がわきません。プロの作家の方の文化資本がすごすぎて、僕のような人間がいくら頑張ってもデビューなんか到底できないんじゃないかと不安になります。

・ファフニールアニメ化の際、原作者としてのこだわりのようなものはありましたか。それをアニメ制作の方々にリクエストはしましたか。

・みなさんは仕事で心が折れてしまった時に、どうやってメンタルリセットをしていますか?

庄司智のラノベ編集者night! 【第10回】

月はじめの偶数放送回は新たなテーマでスタートする第10回放送のテーマは「メンタル」で、いろいろと興味深く聴くことができた。今回の放送では講談社ラノベ文庫刊『銃皇無尽のファフニール』の著者、ツカサ先生も出演しており、事前に行われたアンケートをもとに「業務歴はどのくらいか」や「このお仕事に就こうと思ったきっかけ」などインタビュー形式でゲストトークが展開されていた。ツカサ先生は就活で内定をしていたものの作家の道を選択。後で調べたところ内定していた会社は倒産していたという驚きのエピソードも語られている。メインテーマの「メンタル」については、デビューする前にへこたれるのは早すぎるという意見も飛び出し、大変なのはデビューしてからであるとのことだった。アニメ化に関しては、ツカサ先生はあまりアニメに関して口は出さなかった方だったとし、忙しさは増えたものの忙しいこと自体で心は折れないと回答。ただし辛いことがあったら折れるかもしれないと答えていた。そして、出演者それぞれのメンタルリセットの方法について語られており、ひょっとしたら参考に出来ることもあるかもしれない。今回も様々な観点から面白く視聴できる内容となっていたのでぜひ聴いてみてほしい。一月ごとに変わる第12回のテーマは『センス』について語られるそうなので、次々回の放送も楽しみにしたい。

©柑橘ゆすら/講談社 イラスト:蔓木鋼音

©赤福大和/講談社 イラスト:朝倉はやて

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[関連サイト]

庄司智のラノベ編集者night!

講談社ラノベ文庫公式サイト

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