宝島社刊『異世界駅舎の喫茶店』のコミカライズが決定 第4回ネット小説大賞受賞作がまたしてもメディアミックスへ

9月10日に発売を予定している宝島社刊『異世界駅舎の喫茶店』のコミカライズが早くも決定した。まだ発売していない作品のメディアミックス発表は異例。それだけ本作には大きな期待がかけられていることもうかがえる。本作は「第4回ネット小説大賞」の受賞作で、異なる世界が交わる現象に巻き込まれてしまった主人公たちが喫茶店を営むことになる物語だ。本作のコミカライズが実施される媒体や時期などの詳しい情報は順次発表されるとのことなので、楽しみに待ちたい。

異世界駅舎の喫茶店

【あらすじ】

タクミは電車で眠っていたはずだった。しかし、目覚めるとそこは、蒸気機関車が牽引するクラシックな列車の中。車窓には田園風景が広がり、隣にいたはずの妻は、猫耳の少女・ニャーチになっていた。終着駅で出会った駅長から、異なる世界が交わる現象―“時線の転轍”―に巻き込まれのだと告げられた二人。途方にくれる二人を見かねた駅長の計らいにより、タクミとニャーチは終着駅・ハーパータウンで、喫茶店「ツバメ」を営むことになったのだった。駅を乗り過ごしてしまった少女とまかないのハンバーグ。常連の老人とモーニングサービス。新聞売りの少年は特製サンドイッチを仕入れに来て、目利きの女性銀行家が予約したのは「あっと驚くような」メニュー。駅には毎日、いろんな出会いがやってくる。

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第4回ネット小説大賞受賞作のメディアミックスラッシュが止まらない。同小説大賞で「金賞」を受賞、8月30日にGCノベルズより発売となった『聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~』も発売と同時にコミカライズが発表されている。さらに同小説大賞ではグランプリ作品やメディアミックス賞受賞作をはじめ、刊行予定の作品がまだまだ控えており、むしろこれからが本番と言えるくらいだ。今後も受賞作からのメディアミックスが必然的に期待される。過去開催の受賞作と比較してみても、メディアミックス決定までの速度が極めて早いことが特徴といえそうだ。発売となる小説はもちろん、コミカライズ版にも俄然注目が集まる。

コミカライズも決定している第4回ネット小説大賞受賞作『異世界駅舎の喫茶店』は、宝島社より9月10日発売。

©Swind/宝島社 イラスト:pon-marsh

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[関連サイト]

宝島社(このライトノベルがすごい!文庫)公式サイト

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