ヒーロー文庫刊『異世界落語』と『異世界迷宮でハーレムを』の2作品がコミカライズ決定
ヒーロー文庫より、朱雀新吾氏の『異世界落語』と蘇我捨恥氏の『異世界迷宮でハーレムを』のコミカライズが決定した。『異世界落語』は第1巻まで刊行されている作品で、落語家の柳家喬太郎氏が本作の監修に参加したことで大きな話題を呼んだ。コミカライズの作画はとんぷう氏が担当し、2016年12月28日発売号の「グランドジャンプ」にてスタートする。『異世界迷宮でハーレムを』は第6巻まで刊行されている同レーベルの人気シリーズ。こちらは来春より連載開始予定となっており、媒体や作画担当者については今後の発表を待つ形となる。コミカライズ連載が始まる前に、ぜひそれぞれの作品に触れてみてもらいたい。
【あらすじ】 剣と魔法の世界・ターミナルは魔族の侵攻により滅亡の危機を迎えていた。近隣諸国は皆侵攻され、残されたのは光の血筋を受け継ぐと言われている、サイトピア国のみ。そんな絶望的状況を打破すべくサイトピア王が下した命は、異世界から救世主を召喚する事。大臣より指令を受けた宮廷視聴者のダマヤは、天才召喚師クランエと共に救世主召喚を試みる。「サムライ」「ニンジャ」「リキシ」等、異世界には様々な特殊技能を持つ者が存在する。宮廷執務室では皆期待を胸に、ダマヤの報告を待っていた。だが、ダマヤが召喚して連れてきたのは「キモノ」という見慣れない装備をまとった一人の男。彼は……「ハナシカ」であった。――そう。これは、一人の噺家が落語で世界を救う物語である。 |
【第1巻あらすじ】 怪しげなウェブサイトでネットゲームのキャラメイクのようなことをしていたら、異世界に転移してしまった高校生の加賀道夫。ここは、キャラメイクで設定した武器やスキルなどが実際に使える世界。道夫は獲得したスキルを有効に使い、有意義に生きていくことを決意する。そして、地球ではお目にかかれないほどの美しい少女、ロクサーヌ。ロクサーヌを手に入れるため、道夫の活躍が始まる。 |
ヒーロー文庫作品のコミカライズについては、2016年に入ってから連載開始となった『ナイツ&マジック』をはじめ、今回発表された2作品を含む8作品が発表されている。今後は怒涛の連載開始ラッシュが想定されるので、しっかりとチェックしておきたい。『異世界落語』の原作小説は第1巻まで、『異世界迷宮でハーレムを』の原作小説も第6巻までそれぞれ発売中。
©朱雀新吾/主婦の友社 イラスト:深山フギン
©蘇我捨恥/主婦の友社 イラスト:四季童子
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