【日刊試読タイム】『はじめまして世界。 天使と悪魔と始める、終わらない旅』(ファンタジア文庫)

昼間の暖かさたるや。なのに半袖だと寒いという葛藤はどうにかならないものか。

さて、今回はファンタジア文庫が2016年11月19日に発売する『はじめまして世界。 天使と悪魔と始める、終わらない旅』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

はじめまして世界。

【あらすじ】

デュートは世界遺産を巡る旅の最中、不思議で可愛い旅の供を得る。未来からきた天使アンジュ。過去から甦った悪魔イヴリス。正反対な2人との出会いは、デュートの旅、そして世界の運命を大きく変えることになり——

著者は上総朋大先生。イラストはるろお先生。上総朋大先生は第22回ファンタジア大賞にて「金賞」を『カナクのキセキ』で受賞し、デビューされた作家です。本作は天使と悪魔を連れて、世界を巡る旅のお話のようですね。試し読みでは約40ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

対男子用究極半円型造型美!

主人公は、父と同じ世界の遺産を巡って旅する少年デュート。元界アークレイを舞台に、人間と天使と悪魔とが、時も人種も超えて世界を旅する物語となっています。アークレイ世界遺産保護機構に入って半年のデュートは、世界に数ある遺産、はたまた組織がまだ発見していない遺産を、父の背中を追いかけるように巡ることを決意します。

父がかつて世界遺産から持ち帰った一枚の板。映像が飛び出す不思議な板は、とある城を映し出し、デュートはその城が世界遺産レイニィルーイン城であることを突きとめます。板が最初に示した映像に何か意味があるのではないか。そう感じたデュートは、レイニィルーイン城を目指して出立。道中、雨に降られテントの中で過ごしていると突如爆音が響き渡り、慌ててテントの外へと飛び出すのです。

爆音の原因は、どうやら何かが落下した様子。驚くほど大きな穴を発見したデュートは、穴の中央で倒れる少女を見つけることに。なんとか少女を助け出し、対男子用究極半円型造型美をはじめとした煩悩との格闘を制したデュートは、天使の少女アンジュと出会うことになるのです。アンジュの偏り過ぎた知識に、デュートはツッコミ系主人公としていかんなくその力を振るっていくわけです。非常にテンポの良い会話劇が繰り広げられていますね。

試し読みでは、最初の物語としてデュートが天使の少女アンジュと出会うところまでが公開されています。物語の先には、プロローグでも描かれている悪魔の少女イヴリスとの出会いも描かれることになるでしょう。未来からきた天使の少女と、過去から甦った悪魔の少女。世界の遺産を巡る本作は、なにやら楽しく不思議な物語となりそうですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©上総朋大/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:るろお

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ファンタジア文庫公式サイト

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