今、アニメ化が俄かに期待されているライトノベル5選をラノベニュースオンラインが独自調査

アニメ化の予定が発表されているわけではない。でも読者としてアニメ化を期待せずにはいられない。2016年も様々な作品のアニメ化が発表されており、今後もライトノベルを原作としたアニメには大きな期待が寄せられる。そこでラノベニュースオンラインでは「アニメ化の発表はされていないけどアニメ化が期待されている作品」を、ラノベニュースオンラインへのアクセス情報をもとに独自調査を実施。「作品名+アニメ(アニメ化)」で検索されたキーワードをもとに、アクセスの多かった作品をチョイスした。ライトノベルが好きな自分ではない誰かが、アニメ化を切望する作品だ。まだ読んだことのない作品があれば、新たな作品との出会いのきっかけにしてもらいたい。

※2016年5月~10月の「ラノベニュースオンライン」へのアクセスデータを参考としています。

Only Sense Online

Only Sense Online

©アロハ座長/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:ゆきさん

【あらすじ】

“センス”と呼ばれる能力を組み合わせ“唯一”の強さを目指すVRMMORPG―「オンリーセンス・オンライン」親友タクや妹のミュウたち廃ゲーマーが攻略に突き進む中、「ゴミ」「使えない」と名高い不遇センスばかりを装備してしまったゲーム初心者のユン。できることといったら、ひたすらポーションを生産することだけ…。そんな日々の中、ユンは“トップ生産職”として活躍するお姉さん・マギと出会う!誰も知ることのなかった、アイテム生産や補助魔法の可能性に気づいたとき、サポートスタイルに革命をもたらす“最強”の初心者プレイヤーが誕生する―!?

転生したらスライムだった件

転生したらスライムだった件1

©伏瀬/マイクロマガジン社 イラスト:みっつばー

【あらすじ】

ある日通り魔に襲われて命を失った三上悟は、天文学的確率で異世界へと転生する。しかし生まれ変わった姿は、なぜか最弱モンスターとして名高いスライムだった! 「こんなん認められるかー!?」 とか言いつつも、見知らぬ洞窟でお気楽スライムライフを満喫するが・・・。天災級のドラゴン『暴風竜ヴェルドラ』と遭遇したことにより、運命は大きく動き出す! モンスター転生ファンタジー、ここに開幕!

盾の勇者の成り上がり

盾の勇者の成り上がり

©アネコユサギ/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:弥南せいら

【あらすじ】

盾の勇者として異世界に召喚された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、勇者としての名声と金銭を一度に失ってしまった。……なぜ、俺だけがこんな目に遭うんだ!? 不信。疑念。猜疑心。世界中のすべてが敵だ! 他者を信じられなくなった尚文だったが、そんな彼の前に、一人の少女が現れて……!? 苦悩の果てに、彼が手にしたものは一体何なのか!? これは一人の男が、絶望の底から這い上がって行く軌跡を描いた成り上がりファンタジー!

ここまでがアクセス数の多かった上位3タイトルである。ファンタジア文庫刊『Only Sense Online』は本編が第10巻まで刊行。GCノベルズ刊『転生したらスライムだった件』は第9巻が今月末に発売となるほか、MFブックス刊『盾の勇者の成り上がり』は第15巻まで刊行されており、いずれもコミカライズされている人気シリーズ。また、Web発の作品であることにも注目だ。

2016年にTVアニメ化された作品、またはアニメ化が発表された作品でもWeb発の作品は多く見受けられ、アクセスの多かった3作品ともアニメ化には十分足るストーリーのストックもある。もちろんそれだけではなく、物語の濃度が一際高く、読み応えがあることも特徴と言えるだろう。VRMMO、そして異世界転生を題材としたこの3作品はぜひチェックしておきたい。そしてチョイスに至った作品はWeb発のライトノベルだけではないぞ。

クロニクル・レギオン

クロニクル・レギオン

©丈月城/集英社 イラスト:BUNBUN

【あらすじ】

時は20世紀末。極東の島国『皇国日本』は古代ローマの世より甦った英雄カエサルの手で攻略され、隣国『東方ローマ帝国』によって事実上支配されていた! カエサルを最強の征服者たらしめる力の名は『レギオン』。それは列強諸国がこぞって主力兵器とする神秘の軍団、有翼巨人兵の軍勢である。皇国日本の皇女・藤宮志緒理は日本の覇者になるという野心を胸に秘め、ついに行動を起こす。皇女が腹心の将として選ぶのは一見何の変哲も無い高校生・橘征継。しかし彼もまたいにしえの世より甦った武人、大英雄カエサルと同じ偉大なる復活者『レガトゥス・レギオニス』であった……!!

「青春ブタ野郎」シリーズ

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

©鴨志田一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:溝口ケージ

【あらすじ】

――ねえ、キスしよっか。そう言って僕をからかってきた彼女は、しばらくして僕の前から消えてしまった。図書館にバニーガールは棲息していない。その常識を覆し、梓川咲太は野生のバニーガールに出会った。しかも彼女はただのバニーではない。咲太の高校の上級生にして、活動休止中の人気タレント桜島麻衣先輩だったのだ。数日前から彼女の姿が“周囲の人間に見えない”という事象が起こり、図書館でその検証をしていたという。咲太は麻衣に協力する名目で彼女とお近づきになるが――? 海と空に囲まれた町で、僕と彼女の恋にまつわる物語が始まる。

上位3作品に続いた2作品は、ダッシュエックス文庫刊『クロニクル・レギオン』と電撃文庫刊『青春ブタ野郎』シリーズとなった。どちらの作品の著者もアニメ化を経験しており、新シリーズとしてスタートした作品にも多くの注目が集まっている。特に『クロニクル・レギオン』はコミカライズをはじめとしたメディアミックスがまだ行われていないのだが、海外でも注目を集めているシリーズであり、今後の展開に期待が寄せられる作品だ。両シリーズとも10巻には満たないが、アニメ化には十分足るストーリー、そして物語の密度を有していることは間違いない。

今回選出された5作品はいかがだっただろうか。予想通りか、はたまた意外な作品があったか。いずれでも読んだことのない作品があったのならば、誰かがアニメ化を推す見どころのある作品ばかりなので、ぜひ手に取ってもらいたい。また、余所のサイトで同様の調査を行えば、違った結果も出てくるだろうが、ラノベニュースオンライン利用者の読者には、今回の結果を新たなライトノベル作品との出会いに、ぜひ参考としてもらえれば幸いだ。

ここからはおまけになるのだが、他にはどのような作品のアクセスが多かったのか、タイトルだけもう5作品紹介する。星海社FICTIONS刊『マージナル・オペレーション』、ファミ通文庫刊『覇剣の皇姫アルティーナ』、TOブックス刊『本好きの下剋上』、講談社ラノベ文庫刊『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』、GA文庫刊『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』となった。これら5作品もコミカライズが実施されている作品となっているので、注目しておいて損はない。これからも多くのライトノベル作品が、メディアミックスを展開していくことに期待したい。

※本結果は、あくまでラノベニュースオンライン独自の調査結果に基づくものです。

2018年の新たな調査も実施!

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[関連サイト]

ファンタジア文庫公式サイト

GCノベルズ公式サイト

MFブックス公式サイト

ダッシュエックス文庫公式サイト

電撃文庫公式サイト

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