【日刊試読タイム】『友達いらない同盟』(講談社ラノベ文庫)

どこにでも出現する編集長として認識されて(以下略。

さて、今回は講談社ラノベ文庫が2016年12月2日に発売する『友達いらない同盟』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

友達いらない同盟

【あらすじ】

俺――新藤大輔は、中学生の時に友達の定義について考えてみた。俺にとっての友達とは何か? するとすぐに答えは出た。こいつになら、まあ、殺されても仕方ない。そう思える相手。俺にとっての友達の基準はそうなり――結果高校のクラスで友達を作ることはできず、中学からの友達が別のクラスに一人だけ。そんな俺に、クラスメイトの少女・澄田が声をかけてきた。「新藤君、わたしと――同盟を組んで下さい」同盟とはいったい何をするのかと思いきや、ノートを貸し借りしたり困ったときに助け合ったりするらしい。澄田は友達がほしくないので、孤立している俺に声をかけたらしいのだが――? 第5回講談社ラノベチャレンジカップ受賞作が登場!

著者は園生凪先生。イラストは天三月先生。園生凪先生は第5回講談社ラノベチャレンジカップにて「佳作」を本作で受賞し、デビューされています。本作は「友達」を題材とした少しひねくれた青春ストーリー作品のように見受けられます。試し読みでは約60ページが公開されています。口絵が3枚確認できるほか、挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

これは友達の定義についてのお話。

主人公はクラスで浮いた存在となった高校1年生、新藤大輔。高校入学から一ヶ月、クラスにいる権力者に対して、一切の言葉を飾らず口を挟んだことにより、男女の双方から嫌われてしまうというポジションを確立します。大輔本人はいたって気にしていないどころか、わかってやっている節もあり、ひときわ孤立し、浮いた存在として認識されています。

そんな大輔の後ろの席には、学校を休みがちで孤立していた名前すら思い出せなかったクラスメイトの女子、澄田理沙。大輔は放課後に話があると誘われ、告白なのかクラスメイトからのリンチなのか葛藤するわけですが、彼女から持ちかけられた話はそのどちらでもなく「同盟を組んでほしい」というもの。友達はいらないという彼女から、大輔は奇妙な提案を持ちかけられます。

イカれていると思われていたことに面を食らう大輔でしたが、考え方や利害の一致から同盟を組むことになります。もっとも同盟が効果を発揮するタイミングなんてそうそう来ないだろうと思っていた矢先、早速そのタイミングがやってくるのです。主人公の周りには、校内唯一の友人であり幼馴染・スベテ、ひきこもりとなった中学校時代の後輩・悠希、そして新たなに同盟を組むことになった澄田理沙が取り巻くことになるわけです。

試し読みでは、ひきこもりとなってしまった後輩・悠希との出会い(再会)のストーリーまでが公開されています。友達はいらないというクラスメイトの少女、ひきこもりの後輩、友人でもあり倒すべき相手でもある幼馴染。この相手になら殺されても仕方ない、それを許せる相手こそが「友達」だと定義する大輔を取り巻くこの物語には注目です。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©園生凪/講談社 イラスト:天三月

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[関連サイト]

講談社ラノベ文庫公式サイト

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