【日刊試読タイム】『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』(HJ文庫)

あれ、手島先生の作品を試読タイムで最近も書いたような気がする……。

さて、今回はHJ文庫が2017年2月1日に発売する『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。そんな彼が闇オークションで見つけたのは、絶世の美しさを持った白い奴隷エルフの少女・ネフィ。彼女に一目惚れしたザガンは財産をはたいてネフィを購入するが、口下手な彼はネフィにどう接していいかわからない。かくして、愛の伝え方がわからない魔術師と、主人を慕いながらも訴え方がわからない奴隷、不器用なふたりの共同生活が始まる。

著者は手島史詞先生。イラストはCOMTA先生。手島史詞先生については前回の試読タイムをご確認ください。本作は魔術師として恐れられている少年の不器用な一目惚れを描いた恋愛(?)ストーリーのようですね。試し読みでは約35ページが公開されています(試読全体の50ページから87ページ)。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

悪党の魔術師、一目惚れする。

主人公は人々に恐れられる魔術師の少年ザガン。魔術師は例外なく悪党である、ザガンもまたまっとうな正義感を持ち合わせることなく、自身の領地で騒ぎを起こす他所の魔術師を、安眠妨害という理由で始末していたりするのです。力を付けることにただただ執着してきた十八年、女性に興味がないわけではないものの、デメリットばかりが先行してしまい、浮いた話のひとつもなかったわけです。

そんなザガンの下に、唯一の悪友ともいえる魔術師バルバロスが、崩御した「魔王」のひとり、マルコシアスの遺産がオークションに流れるという報を持って訪れます。十三人いるとされる魔術を究めし魔術師の王、「魔王」。遺産に対して疑念を抱いたまま会場を訪れたザガンでしたが、名だたる魔術師の姿も垣間見え、遺産への信憑性も自ずと高まるのです。そしてオークションに出品されたのは白髪のエルフの少女だったのです。

人間よりも神や精霊の一種とされるエルフは、魔術の触媒としても大きな価値を持つのですが、ザガンはまったく違う印象を受けることになります。胸は高鳴り、助けたい、笑顔を見たい。まさかこれが恋!? かつて感じたことのない感情に衝き動かされ、ザガンは金貨百万枚でエルフを落札するのです。そんなザガンの口から出てくる言葉は次から次へと誤解を招く紛らわしい言葉ばかり。そうして奴隷として落札した少女との共同生活がスタートします。

試し読みでは、ザガンがオークションでエルフの少女を落札するところまでが公開されています。女なんて面倒くさい、そう考えていた魔術師の一目惚れから始まる共同生活の物語に注目です。ザガンの表情や言葉が巻き起こす紛らわしさや誤解も本作の魅力となるかもしれませんね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©手島史詞/ホビージャパン イラスト:COMTA

[関連サイト]

『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』特設ページ

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