電撃文庫刊『86―エイティシックス―』のコミカライズが早くも決定 単巻10万部突破の大ヒットシリーズが漫画へ

2017年7月7日に待望の第2巻が発売となった電撃文庫刊『86―エイティシックス―』のコミカライズが決定した。本作は第23回電撃小説大賞「大賞」受賞作で、第1巻が単巻で10万部を突破する大ヒットを記録している。物語は無人機による帝国からの侵略を、同じく無人戦闘機で退ける共和国を舞台に、戦場での犠牲者はゼロという標榜の裏側で散り往く少年少女たちと、指揮管制官の少女との戦いと別れを描いた物語。ラノベニュースオンラインアワード2017年2月刊の投票結果でも「総合部門」「新作総合部門」「新作部門」の3部門で選出され、多くの読者の驚嘆を呼んだ。早くもコミカライズに向けて動き出した同作に、今後ますます注目が集まることは間違いない。

【第1巻あらすじ】

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう――表向きは。本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。《存在しない“第86区”》。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜《有人の無人機として》戦い続けていた――。死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遥か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官(ハンドラー)”となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる――!

コミカライズの作画は吉原基貴氏が担当することも決定しており、「ヤングガンガン」にて今冬からの連載開始を予定している。まだ本作を読んだことがないという読者は、この機会にぜひ本作を手に取ってみてもらいたい。

また、第2巻の発売を記念したTwitterキャンペーンもスタートしている。2017年7月31日(月)までの期間中に、『86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―<上>』への感想を、ハッシュタグ「#86_dengeki」を付けてツイートするだけで参加できる。さらに特に素晴らしい感想をつぶやいた方の中から抽選で3名に著者の直筆サイン入り特製販売台もプレゼントされる。発売となった第2巻、そしてキャンペーンにも参加しながら、コミカライズを楽しみに待ちたい。『86―エイティシックス―』は、電撃文庫より第2巻まで発売中。

©安里アサト/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:しらび

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『86―エイティシックス―』特設サイト

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