熱くなれるライトノベルを読もう! ラノベニュースオンラインアワード2017年上半期「熱かった部門」選出作品をご紹介

スポーツや映画、ドラマや漫画でも度々遭遇する「熱い展開」。当事者でなくても思わず拳を握り締めたり、雄叫びを上げたり、ガッツポーズをしたり。多くの人達が少なからずそんな経験をしたことがあるはずだ。胸の内で沸々と滾るあの感覚は、一種の快感と言ってもいい。そんな感覚を、ぜひライトノベルでも味わってもらいたい。ラノベニュースオンラインアワード2017年上半期より、読者が実際に読んで「熱い」と感じた作品が選出される「熱かった部門」のノミネート作品を、振り返って紹介する。2017年上半期で当該部門に選出された作品は4タイトル。うち2タイトルは最新刊が連続してノミネートされる結果となった。いずれの作品も手に汗握る熱い展開が読者を待っている。真夏の暑さに負けない、熱い作品に注目してもらいたい。

2017年上半期「熱かった部門」選出作品

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-(HJ文庫)

1月刊行作品、そして4月刊行作品からはHJ文庫刊『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』の第2巻と第3巻が「熱かった部門」に選出された。本作は2016年刊行の第1巻時点でも同部門で選出されており、まさに熱い展開尽くめの作品と言える。VRMMOの世界を舞台に、その世界で生きるプレイヤーキャラクターとノンプレイヤーキャラクターの姿。これはゲームなのか、それとも本物なのか。この世界に住まうあらゆるキャラクターとの邂逅が、レイ・スターリングを無限の可能性と共に幾度も立ち上がらせるのだ。

りゅうおうのおしごと!(GA文庫)

2月刊行作品からはGA文庫刊『りゅうおうのおしごと!』の第5巻が「熱かった部門」に選出された。本作も「熱かった」部門では常連と言って差し支えない作品で、TVアニメ化も発表されたばかり。将棋と小学生の2つのキーワードに目が向かいがちだが、本作の根幹には「勝負師」としての精神性と生き様が強く根付いている作品と言えるだろう。勝負に挑む人達、その勝負を見守る人達。勝者と敗者が必然として生まれる「勝負」の世界に生きる勝負師たちの物語から思わず目が離せなくなってしまう作品だ。

Re:ゼロから始める異世界生活(MF文庫J)

3月刊行作品、そして6月刊行作品からはMF文庫J刊『Re:ゼロから始める異世界生活』の第12巻と第13巻が「熱かった部門」に選出された。本作は「感動した部門」で選出されたこともあるなど、読者の感情をあらゆる方向に大きく揺さぶってくる作品と言える。2016年のTVアニメ化から爆発的な人気を獲得し、未だその人気は陰りを見せない。打つ手打つ手がことごとく成功に結びつかないスバルの苦悩に、いよいよ逆転に向けての光明が差し始める最新刊。スバルという己自身の価値を、自身に向けられる好意という感情を、スバルが受け入れることで物語はさらに加速していく。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(GA文庫)

5月刊行作品からはGA文庫刊『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の第12巻が「熱かった部門」に選出された。本作も2016年から「熱かった部門」の常連作品として注目を集め続けている人気シリーズだ。最新刊の物語では「ダンジョン」の恐ろしさに立ち返ってリスタートする。それぞれが中層・遠征に臨むにあたり、役割を考え、立ち向かっていく。成長という言葉なくして語れず、徹頭徹尾、手に汗握ること間違いなしの作品だ。

いずれの作品も多くの読者が「熱い!」と感じて選ばれた作品ばかりだ。この機会にぜひ注目してもらいたい。「熱かった部門」の選出は毎月1冊という狭き門となっている。それでも常連となっている作品を押しのけて上がってくる熱い作品の登場にも大きな期待が寄せられている。最新刊を読んだ読者は、ぜひ毎月開催のラノベニュースオンラインアワードに投票してもらいたい。

また、以下の作品は残念ながら毎月の1冊には選ばれなかったものの、「熱かった部門」で多くの票を集めた作品となっている。選出作品に負けず劣らずの「熱い展開」が読者を待っているはずなので、ぜひ注目してほしい。

・『やがて恋するヴィヴィ・レイン』第2巻(ガガガ文庫)

・『86―エイティシックス―』第1巻(電撃文庫)

・『キラプリおじさんと幼女先輩』第1巻(電撃文庫)

・『ラストエンブリオ』第4巻(スニーカー文庫)

・『新約とある魔術の禁書目録』第18巻(電撃文庫)

・『異世界拷問姫』第4巻(MF文庫J)

など

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