萌えるライトノベルを読もう! ラノベニュースオンラインアワード2017年上半期「萌えた部門」選出作品をご紹介

「萌える」という言葉は多様性に富みつつ、可愛いキャラクターであったり、そんなキャラクター達がふと見せる仕草に用いられることが多いように感じる。癒されることもあれば、愛でたくもなるし、元気を貰えたりもする重要なポイントだ。そんな萌えを、ぜひライトノベルでも味わってもらいたい。ラノベニュースオンラインアワード2017年上半期より、読者が実際に読んで「萌えた」と感じた作品が選出される「萌えた部門」のノミネート作品を、振り返って紹介する。本部門は2017年に新設された部門となっており、2017年上半期で当該部門に選出された作品は6タイトル。いずれの作品も萌えずにはいられないキャラクターや展開が読者を待っている。癒されるのか、愛でたくなるのか、それは読んでからのお楽しみ。萌えたと評された作品に注目してもらいたい。

2017年上半期「萌えた部門」選出作品

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(MF文庫J)

1月刊行作品からはMF文庫J刊『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』の第1巻が「萌えた部門」に選出された。自分宛ての差出人不明のラブレター&パンツの送り主を探す主人公の前に現れる候補者は、いずれも魅力的かつ個性的な女の子たちばかり。しかし未来の彼女をゲットするために真実へと向かって邁進すればするほど、女の子たちの知ってはいけない(知りたくなかった)アブノーマルな側面がどんどん見えてきてしまうという葛藤。ガラスの靴、もといパンツとラブレターは誰のものなのか、大きな注目が集まっている作品だ。

佐伯さんと、ひとつ屋根の下(ファミ通文庫)

2月刊行作品からはファミ通文庫刊『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』の第1巻が「萌えた部門」に選出された。不動産屋の手違いで同じアパートの同室にルームシェアをすることになった二人を描く本作。1つ年下で快活な帰国子女の女の子・佐伯さんと、常に冷静な弓月くんの一つ屋根の下の物語は、あまりにも可愛すぎる佐伯さんのアクションによって少しずつ変化していく。一定の距離を置こうとする弓月くんに迫る佐伯さんの猛攻は、少しずつ二人の距離を縮めて……いるはず。

冴えない彼女の育てかた(ファンタジア文庫)

3月刊行作品からはファンタジア文庫刊『冴えない彼女の育てかた』の第12巻が「萌えた部門」に選出された。TVアニメ2ndシーズンも放送され、同月には「感動した部門」でも選出。この第12巻ではあらゆる感情を読者に抱かせたことは言うまでもない。本作はそれぞれのヒロインが並んで人気を獲得しているという、決して多くはないタイプの作品のひとつ。とはいえやはり、同部門で選ばれたきっかけは、加藤恵にほかならないのだろう。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(ファンタジア文庫)

4月刊行作品からはファンタジア文庫刊『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』の第2巻が「萌えた部門」に選出された。第29回ファンタジア大賞にて「大賞」を受賞した本作が、2巻目にして選ばれた。果たしてこの選出は、お母さんに萌えたから選出されたのか、それとも新ヒロインや既存のヒロインたちに萌えたことによって選出されたのか、その真相は明らかになっていない。第2巻の舞台は学校。親と子の愛情の行方はどこに向かうのか。萌えるだけじゃない、家族のカタチを問う本作に注目だ。

くずクマさんとハチミツJK(MF文庫J)

5月刊行作品からはMF文庫J刊『くずクマさんとハチミツJK』の第2巻が「萌えた部門」に選出された。第12回MF文庫Jライトノベル新人賞にて「優秀賞」を受賞した本作が、第2巻にて本部門に選ばれた。物語そのものをとっても、ほのぼのとした癒されるストーリー構造が特徴的で、ハチミツの汗を流す女の子と興奮するとクマになってしまう男の子の物語を描いている。変態だと罵りながらも、なんだかなんだで汗を舐めさせてくれる天海桜の可愛さはもはやチート級。最初から最後まで読者を癒してくれる物語に注目だ。

エロマンガ先生(電撃文庫)

6月刊行作品からは電撃文庫刊『エロマンガ先生』の第9巻が「萌えた部門」に選出された。2017年4月からTVアニメの放送も行われ、小説だけではなく、アニメでも紗霧の可愛さをより引き立たせる演出が随所に目立ったことも記憶に新しい。第9巻では心を通じ合わせたマサムネと紗霧のなんとも初々しい掛け合いのオンパレードが描かれながら、二人を支えようとしてきた京香さんから、思わぬ話が飛び出すことになる。萌えだけではない、和泉家の絆がさらに深くなる必読の1冊だ。

いずれの作品も多くの読者が「萌えた」と感じて選ばれた作品ばかりだ。この機会にぜひ注目してもらいたい。「萌えた部門」の選出は毎月1冊という狭き門となっている。一方で他の部門と比べても選出ポイントの多様性は一番高い部門とも言える。どんな作品が毎月選出されるのかは予測が難しいところではあるが、非常に楽しみな部門となっている。最新刊を読んだ読者は、ぜひ毎月開催のラノベニュースオンラインアワードに投票してもらいたい。

また、以下の作品は残念ながら毎月の1冊には選ばれなかったものの、「萌えた部門」で多くの票を集めた作品となっている。選出作品に負けず劣らずの「萌える展開」が読者を待っているはずなので、ぜひ注目してほしい。

・『続・この素晴らしい世界に爆焔を!』(スニーカー文庫)

・『ドラゴン嫁はかまってほしい』第2巻(ファンタジア文庫)

・『今日から俺はロリのヒモ!』第3巻(MF文庫J)

・『ロクでなし魔術講師と追想日誌』第2巻(ファンタジア文庫)

・『狼と香辛料』第19巻(電撃文庫)

・『大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?』第2巻(MF文庫J)

など