『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか？』のコミカライズが決定　上書きされた世界で忘れ去られた少年の一大ファンタジー作品

2018/01/26 メディアミックス

現在、第2巻まで発売されているMF文庫J刊『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか？』のコミカライズが決定した。本作は『世界の終わりの世界録』などを手掛けた細音啓氏の新シリーズのひとつ。人類が五種族大戦に勝利した世界は「上書き」され、人類の敗北した世界でただ一人、すべての人間から忘れ去られた少年が書き換えられた世界と運命に挑む物語を描く一大ファンタジー作品。コミカライズの作画はありかん氏が担当することも決定しており、「コミックアライブ4月号」より連載を開始する。

【第1巻あらすじ】

「なんで誰も、本当の世界を覚えていないんだ……！」地上の覇権を争う五種族の大戦が、英雄シド率いる人類の勝利に終わった時代。だがその世界は、少年カイの目の前で突如として「上書き」された。書き換えられた世界でカイが見たのは、英雄シドの不在により人間が五種族大戦に敗れた光景――ここでは竜や悪魔が地上を支配し、さらにカイは全ての人間から忘れられた存在になっていた。だが神秘の少女リンネと出会い、カイはこの書き換えられた運命をうち破ることを決意。英雄なき世界で、英雄（シド）の剣と武技を継承し、君臨する強大な敵種族に戦いを挑む。世界から忘れられた少年が「真の世界を取り戻す」ファンタジー超大作、開幕！

本作は第1巻がラノベニュースオンラインアワード2017年7月刊のアンケート結果にて「新作総合部門」「新作部門」の2部門で選出されているほか、発売直後から重版も繰り返しており、人気シリーズへの階段を駆け上がっている。コミカライズの初回連載は2話同時の掲載も予定されているとのことなので「コミックアライブ4月号」の発売を楽しみに待ちたい。コミカライズも決定したこの機会にぜひ本作を読んでみよう。『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか？』は、MF文庫Jより第2巻まで発売中。最新3巻も2018年2月24日発売予定。