【日刊試読タイム】『不死者(ぼく)と暗殺者(かのじょ)のデスゲーム製作活動』(電撃文庫)

西日本の大雨の被害が少しでも早く収束することを願っております。

さて、今回は電撃文庫が2018年7月10日に発売する『不死者(ぼく)と暗殺者(かのじょ)のデスゲーム製作活動』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

臥宮生斗は、三年前に結んだ『契約』の代償として何度も死のリセットを繰り返し不死身の身体を持つ、平凡な高校生。いつもと変わらぬ放課後、その子は突然現れた。「彩夢咲レオナです。わたしのために、死んでくれますか?」 両親を早くに亡くし、幼いながらも暗殺を生業とした一族の当主となったその少女は、先祖の代から続く『呪い』によって日常生活に支障が出るほどの殺人衝動に悩まされており「不死身」の生斗に依頼をしたらしいのだが――!?『契約』によって数奇な運命を辿る二人の、殺し殺され合う禁断のデスゲームラブコメ!

著者は麻宮楓先生。イラストはしぐれうい先生。麻宮楓先生については過去の日刊試読タイムの記事をご確認ください。本作は暗殺者の家系で殺人衝動に悩む少女と、ひょんなことから不死身となった少年が繰り広げるデスラブコメがのようですね。試し読みでは約43ページが公開されています。挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

「わ、わたしのために、死んでくれますか?」

主人公はとある理由から死ねない、死なない身体となってしまった高校生、臥宮生斗。数々の災害現場や危険地域で人命救助に貢献しつつ、「死なない」という逸話が広く知れ渡る彼のことを、多くの人は運がいい、偶然が重なっただけだと比喩するのです。しかしそれは本当の「奇跡」。中学一年生の頃に、幼馴染みと遠出した山中で事故に遭ってしまった生斗たち。彼は幼馴染みの命を救うために「契約」を行い、彼女の命を救うのです。ただし、それはとてもとても大きな代償を支払う行為でもあって……。

とある放課後。そんな彼のもとに一人のメイドが現れます。自分が仕える主人に会ってもらいたい。それはただのお願いではなく「不死身の臥宮生斗へのお願い」として。会うだけにも関わらず高額の報酬を提示され、怪しさを感じる生斗でしたが、迷わず会うことを即断します。不用心に過ぎる、真っ当な神経ではないとメイドに指摘されるものの、そもそもこのお願い自体が真っ当な人間では叶えることすら難しいものだったのです。

案内された漆黒の豪邸。そこは暗殺を生業としてきた一族、彩夢咲家のものであり、連れられた大部屋にて生斗は全身を拘束された一人の人物と対面します。その人物こそが彩夢咲家の現当主であり、メイドの言うご主人様だったのです。かつて彩夢咲家の先祖が行った「契約」より与えられた「殺人衝動」に苦しむ魅力的な女の子。生斗へのお願いとは、暗殺稼業を続けるつもりのない彩夢咲レオナの衝動を、不死身の生斗を用いて、解消するということだったのです。

試し読みでは臥宮生斗が、殺人衝動に苦しむ彩夢咲レオナの願いを聞き届けるところまでが公開されています。「契約」により歪んでしまった二人。殺し殺され合う歪な関係の先に何が待ち受けることになるのか。思わせぶりな一文が端々にちらついており、ただのラブコメとして終わるとは到底思えないのですが果たして……。生斗とレオナはもちろん、命を助けられた幼馴染みの月島流夏、食べ歩きの食い友である時雨茉莉らも、物語にどう関わってくることになるのか注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©麻宮楓/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:しぐれうい

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