【日刊試読タイム】『わんでいりぴーと!』(講談社ラノベ文庫)

雷がやばいです。

さて、今回は講談社ラノベ文庫が2018年8月31日に発売する『わんでいりぴーと!』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

紙白九炉は、意を決して憧れの同級生・小夜原姫々に告白する。その返事は「……そう言ってくれて、嬉しいです。ありがとうございます。だけど、私……顔面がジャガイモみたいな人とは、付き合えません。ごめんなさい」ゲロを吐くかと思うくらいのショックを受けた九炉は、傷心を抱えて眠りにつき……起きたら翌日もまた今日だった! 同じ一日を繰り返しす中でショックが重なり、小夜原へのアプローチを変えると――恋人ではなく友人であれば、という返事をもらうことができ、九炉は翌日を迎えることができた!どうやら九炉の明日は「彼女」を攻略しないと来ないようで……!?

著者は川田戯曲先生。イラストは切符先生。川田戯曲先生は第4回講談社ラノベ文庫新人賞「優秀賞」を『アフターブラック』で受賞し、デビューされた作家です。本作は憧れの同級生に告白して玉砕することになる一人の少年が、告白した同級生を起因とするループ現象に巻き込まれて始まる物語のようですね。試し読みでは約45ページが公開されています。口絵が3枚確認できるほか、挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

他人に死ぬほど興味がない少女を好きになった少年の物語。

主人公は「顔面がジャガイモみたいな人とは付き合えない」と告げられ、振られてしまった高校生、紙白九炉。一年半前に一目惚れした同級生、小夜原姫々に告白をするもこっぴどい振られ方をしてしまうのです。悪友にそそのかされて告白したとはいえ、一年半もの片思いがまさかの「ジャガイモ顔」で一刀両断されるとは思っておらず、九炉にとってはまさに最悪の一日になってしまうのです。

失恋に枕で涙を濡らした翌日――否、九炉に翌日はやってこないのです。最悪の一日だった九月八日。まるで焼き直すかのように、同じ日を再び体験することになります。最悪な一日から不思議な一日へ。一人だけ同じことを繰り返している違和感に苛まれつつも、こっぴどく振られた告白を行わずにその日を終えることを選択した九炉。そうして彼を待っていたのは、再びの九月八日だったのです。

この「繰り返し」はどういった現象なのか。ループから抜け出す方法を掴めないまま9回もの九月八日を迎えた九炉は、7回も告白をせずに彼女を待たせ続けてきた罪悪感から、すっぱりもう一度フラれてこようと再び彼女の前に立つことを決意します。そんな九炉の口から伝えられた言葉は「付き合ってください」ではなく「友達になってください」。「お友達なら」という形で小夜原姫々に受け入れられた九炉は、長らく続いたループから初めて解放されることになるのです。

試し読みでは、再びループ現象に巻き込まれてしまった九炉が、小夜原姫々に「ようやく見破ってくれる人が現れた」という他人に欠片ほども興味を抱けないという秘密を知るところまでが公開されています。彼女が手にする手帳の意味。九炉のことを「ジャガイモ顔」だと口にした理由。振られたはずの少年が、彼女の抱える秘密とループ現象の真っ只中で奮闘する少し不思議な青春物語に注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©川田戯曲/講談社 イラスト:切符

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