GA文庫刊『りゅうおうのおしごと！』が将棋ペンクラブ大賞・文芸部門の最終選考候補作に選出
シリーズ累計15万部を突破する白鳥士郎氏の『りゅうおうのおしごと！』が、将棋ペンクラブ大賞文芸部門の最終選考候補作に選出された。文芸部門では11作品がノミネート、最終選考候補作として3作品にまで絞られている。将棋ペンクラブ大賞は1989年に設立、今年で第28回を数える歴史ある賞で、年間を通して発表された「将棋観戦記・将棋評論・随筆・将棋に関する著作物・記事」などの中から優れた作品を選出し、賞を授与する。毎年秋には将棋ペンクラブ大賞贈呈式も行われており、歴史と格式ある賞となっている。同賞においてはこれまで、私たちに馴染み深いライトノベルや漫画などのエンターテイメントコンテンツからの受賞はないようで、受賞をすれば快挙となる可能性が十分にある。
| 【あらすじ】 16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、弟子を名乗る小学三年生の少女・雛鶴あい（きゅうさい）だった！？「え？ ……弟子？ え？」「……おぼえてません？」 憶えてなかったが始まってしまったＪＳとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――。ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!! |
『りゅうおうのおしごと！』はコミカライズ、ドラマCDとメディアミックスも続々と展開されている人気シリーズだ。2016年ラノベニュースオンラインアワードにもノミネートされており、今後の躍進が非常に期待される作品となっている。9月発売予定の第4巻では、ドラマCD第2弾も予定されている。
将棋ペンクラブ大賞の最終選考会は7月16日（土）に行われる。部門ごとに大賞や優秀賞の選出が行われる（該当作なしの場合もあり）ので、引き続き発表を楽しみに待ちたい。
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