『りゅうおうのおしごと!』がシリーズ累計200万部を突破 フィクションを超える藤井二冠の活躍も大きな後押しに
GA文庫刊『りゅうおうのおしごと!』がシリーズ累計200万部を突破した。本作は16歳で竜王のタイトルを獲得した主人公・九頭竜八一のもとへ小学生の女の子・雛鶴あいが内弟子として押しかけてくるガチ将棋ストーリーを描く人気シリーズ。原作小説は第13巻が8月7日に発売されたばかりで、2018年にはTVアニメ化も行われた。そして、2020年7月16日に高校生で棋聖のタイトルを獲得、8月20日には王位のタイトルも獲得し二冠となった藤井聡太氏の活躍と本作が比較の対象となるなど、様々なメディアで取り上げられ話題を呼び続けていた。著者である白鳥士郎氏も東海テレビに出演している。第13巻の帯に書かれた「現実に、負けるな。」の言葉が重くのしかかる一方、物語にはさらなる期待も寄せられており、今後も目が離せない熱い展開に注目していきたい。
【第13巻あらすじ】 三段リーグ最終日の翌日。『史上初・女性プロ棋士誕生!』の報に日本全土が沸き立つ中、雛鶴あいは関西国際空港を訪れていた。親友の水越澪が海外へ旅立つのを見送るために……沈みがちになる気持ちを隠して明るく振る舞うあい。意外な人物との再会をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出す。「最後に一つだけお願いがあるんだ」 同じ頃、あいの師匠である八一は東京の病院にいた。満身創痍で眠り続けている銀子の傍らに……。あい、澪、綾乃、シャル、そして天衣。五人の少女が集う最後の一日を描いた、約束の13巻!! 飛び方を覚えた雛鳥は今、大空へと羽ばたく―― |
そして本作は2021年2月にドラマCD&「空銀子」抱き枕カバー付き特装版第14巻の発売も決定している。ドラマCDのタイトルは「九頭竜先生、女子小学生になる(仮)」、抱き枕カバーは姉弟子こと本作のヒロイン・空銀子が描かれる。なお、ドラマCDには「空銀子の添い寝ボーナストラック」の収録も予定されており、抱き枕カバーとのコラボにも注目だ。手に汗握る熱い展開や思わず涙がこぼれる感動の展開、そして小学生の女の子たちとのキャッキャウフフな展開など、見どころの多い本作。200万部を突破したこの機会にぜひ読んでみよう。『りゅうおうのおしごと!』は、GA文庫より第13巻まで発売中。最新14巻も2021年2月発売予定。
©白鳥士郎/ SB Creative Corp. イラスト:しらび
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