【特集】『転生したらスライムだった件』アニメ化決定&3作品同時発売記念インタビュー【第6弾:四コマ漫画家も参戦】
2018年3月9日に『転生したらスライムだった件』原作小説第12巻とコミックス第7巻、スピンオフコミックス第3巻が発売となった。そして同日には今秋のTVアニメ化も発表された。本特集記事では原作・本編コミックス・スピンオフコミックスの3作品同時発売、さらにアニメ化の決定を記念して、第6弾となる記事をお届けする。各作品の関係者が再び一堂に会しただけでなく、2018年4月26日発売の「月刊少年シリウス6月号」より連載開始となる四コマ漫画『転スラ日記 転生したらスライムだった件』を担当する柴先生も緊急参戦。TVアニメと四コマ漫画も新たにスタートする『転生したらスライムだった件』について、それぞれの先生方に語っていただいた。特集第6弾でもビッグなプレゼント企画を用意しているので、最後までチェックしてもらいたい。
・伏瀬(インタビュー内は伏)
GCノベルズより『転生したらスライムだった件』を第12巻まで刊行中。
・みっつばー(インタビュー内はみ)
GCノベルズ刊『転生したらスライムだった件』のイラストを担当。
・川上泰樹(インタビュー内は川)
月刊少年シリウスにて『転生したらスライムだった件』のコミカライズを連載中。
・岡霧硝(インタビュー内は岡)
コミックライドにてスピンオフ『転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方』を連載中。
・柴(インタビュー内は柴)
月刊少年シリウスにて四コマ漫画『転スラ日記』が2018年4月よりスタート。
【過去の特集記事】
⇒【特集第4弾】伏瀬先生&川上先生&みっつばー先生&岡霧先生合同インタビュー
⇒【特集第5弾】伏瀬先生&川上先生&みっつばー先生&岡霧先生座談会風インタビュー
●『転生したらスライムだった件』の関係者が増えて再び集合
――本日はよろしくお願いします。前回はみなさんが非常にお忙しかったようで、集まれず残念でした。
伏:去年の12月近辺の僕は辛うじて忙しさの中の息継ぎのタイミングだった気がします。次に向けて書きはじめようと、そんなタイミングでしたね。
み:正直あんまり記憶が定かではないんですが、担当編集さんに怒られていた記憶だけはあります。スケジュール諸々でお叱りを受けていました……。
川:私もあのタイミングはネームがほぼ手つかずで……。缶詰状態真っ只中でしたね。ほとんど記憶がありません。
岡:自分も年末進行ということもあって、締切が早かったことは覚えています。走りきったってイメージは持っているんですが、作業が終わるそのタイミングまでほとんど記憶がないですね。
――みなさん記憶が飛び過ぎで心配になります(笑)。岡霧先生はこれまでで一番進行が良かったとお伺いしたのですが。
岡:いつもより調子が良かったことは確かです。締切の2日前だったと思うんですけど、転スラ関係者の食事会のような集まりがあると聞いて、美味しいものを食べにいくために死にもの狂いでした(笑)。24時間仕事をして、2時間眠って、食事会に参加をして、家に帰って2時間眠って、また24時間作業して、みたいなスケジュールでしたね。RPGと一緒で良いものを食べるとHPが回復するみたいな調子の良さがありました(笑)。
川:私はネームが混沌状態で、このまま美味しいものをいただくのは気まずいと感じながら、食べてから頑張ろうと気持ちを切り替えていました(笑)。
――川上先生はそういった過去を踏まえて、現在のネームは絶好調ということでよろしいでしょうか。
川:ん? 何をおっしゃっているのかよくわからないです(笑)。
一同: ――(笑)。
――さて、柴先生は本企画に初登場となります。簡単な自己紹介と、これまでも皆さんにおうかがいしているのですが、『転生したらスライムだった件』で好きなキャラクターを教えてください。
柴:はじめましての方ははじめまして。『転生したらスライムだった件』の四コマ漫画『転スラ日記』を担当させていただく柴と申します。2018年4月26日発売の「月刊少年シリウス6月号」から連載が開始となります。もともとシリウスで四コマ漫画を描かせていただいておりました。『転生したらスライムだった件』は、四コマ漫画のお話をいただいてから読ませていただいて、好きなキャラクターはガビルとソーカです。読みながらキャラクターを掴む作業を一緒にしていたのですが、動かしやすそうという印象を抱いたことが大きなきっかけでしたね(笑)。
※柴先生お気に入りのガビル(コミックス【著:川上泰樹】より抜粋)
※柴先生お気に入りのソーカ(コミックス【著:川上泰樹】より抜粋)
――内容についても少しお伺いしたいのですが、『転スラ日記』ではどんなキャラクターが登場して、どんなテイストになるのでしょうか。
柴:基本的には四コマ四コマしたコメディタッチの作品になると思います(笑)。時間軸は原作小説のオークロードとの戦いが終わり、テンペストの人口が10,000人を超えたくらいのタイミングでしょうか。基本的にはそのあたりに登場するキャラクター達が中心になって四コマにも登場してくることになります。
伏:僕もネームを拝見させていただきましたけど、めちゃめちゃ面白かったです。キャラクターもすごく掴んでいただけていて、ゴブタとガビルが特に印象的でした。先ほどガビルが好きだと仰られていたので、やっぱりか、みたいな(笑)。
柴:ありがとうございます(笑)。
――柴先生が描かれるリムルも気になります。スライム形態のリムルも多く登場するのでしょうか。
柴:四コマだとやはりスライム形態のリムルの方がおさまりがいいですよね(笑)。描きやすいしコミカルさも出しやすくて。割合的には半々を想定していますが、リムル主体で描く際はスライム形態の方が多くなるかもしれません(笑)。
※柴先生が描いたリムル。『転スラ日記』は2018年4月より連載開始!
――昨年末にはみっつばー先生、川上先生、岡霧先生、柴先生がそれぞれリムルを描いたポスターも制作されていましたよね。
伏:柴先生のリムルはみっつばー先生のリムルに一番似ているかなぁと思いました。ポスターはカラーだったので、誰が描いたかはわかりやすい初級問題でしたね(笑)。
柴:実は最初にリムルを描いていた時、リムルの目を眉毛のつもりで描いていたんですよ(笑)。正確には目と眉毛の中間といいますか。
伏:ファンの中では眉毛という方もいれば目という方もいますよね。設定的には「皺」なんですが(笑)。目がないというのは作中でも明言しているので。
み:そうですよね。厳密に言うと僕も目として描いていないですし。
伏:目に見える部分は皺ですし、草を食べているような口もちょっと皺が寄ってるだけなんです(笑)。
●3冊同時発売となるそれぞれの最新刊について
――原作小説第12巻、コミックス第7巻、スピンオフコミックス第3巻の見どころについて教えてください。
伏:まずこの場ですいませんと前もって謝罪を(笑)。第12巻は「つづく」となってしまっているので。これが上下巻構成になるのか上中下巻構成になるのかははっきりと見えていませんが、予定は未定ということでなにとぞ。今回はあとがきを入れる余裕もありませんでした。物語としては第12巻から新章始動と言っても過言ではなく、かなりWEBの流れに寄った展開になっています。これまで名前だけちょくちょく登場していた東側の勢力もついに動き始めたりと、新たな展開に期待していただければと思います。
み:前回のインタビューでもお伝えしていた通り、イラストとしての見どころは「ゼギオン」です。ファンも多いキャラクターだとうかがっていましたし、格好よく描けたと自負しています。
伏:ゼギオンは細かな点に対するリテイクをかなり出させていただきました。キャラクターの方向性は合致していたんですけど、最終的な仕上げの段階で細かな調整を何度もしていただきましたね。
み:リテイクはマリアベルに続いて多かったかもしれません。細かな調整が大変で苦労はしましたけど、とても満足しています。これまでで一番仕上がっているキャラクターかもしれません。
伏:すごく格好良くなりましたよね。
み:きっとみなさんにも気に入っていただけるはず……!
伏:第12巻はゼギオン以外にも新しいキャラクターデザインをたくさんおこしていただいています。ヴェルドラのお姉さまをはじめ、敵のキャラクターもとてもいい感じに仕上げていただいています。第12巻の内容は「つづく」ですが、本当にイラストに助けていただきました。みっつばー先生ありがとうございます。
――続いてコミックスは第7巻となります。
川:魔王ミリムがテンペストに馴染んでいく姿と、ミリム以外の魔王の手先が動き始める、そんな巻になっています。新キャラクターや少し懐かしいキャラクター達も登場しつつ、物語の雰囲気としてはややざわついている感じでしょうか。大事が描かれる巻ではありませんが、次への大きな出来事の前段の物語という側面があります。物語の前半はミリムが明るくしてくれていて、後半から不穏な匂いがちらつきはじめるイメージです。また、第7巻に限ったお話ではありませんが、リムルの私服はかなり遊んでいるので、そこにも注目をしていただけたらと思います。リムルが自分でデザインしてもらった服と、用意されて仕方なく着る服と、注視しながら見えてもらえると楽しいと思います。
※明るさと不穏さが入り混じる第7巻
伏:リムルの服については小説でも最初、巻ごとに替えてもいいんじゃないか、というお話もしていたんですけど、デザインを考えるのが大変すぎて見送りになった経緯もあるんですよね。漫画版では川上先生がどんどんオシャレな服を登場させてくれるので、自分はもう満足しながら見てるだけです(笑)。
川:かなり調べたりはするので、大変なのは大変なんですが、私服も漫画ではたくさん出てきているので、ダメだったら次着替えさせようくらいの気持ちで描いています。お気に入りの服はもう一度登場したりするかもしれないですね(笑)。
伏:小説だと服の呼び方一つとっても難しいので、絵として一発で理解できるのは良いですよね。そういう意味でもありがたいです。
※リムルの私服姿も見どころ
――続いてスピンオフコミックス『転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方』は第3巻となります。
岡:物語としてはお菓子大会がメインテーマになっています。登場するキャラクターではヨシダさんがメインです。おっさんトークが見どころです(笑)。
伏:そのヨシダさんは今回のスピンオフで初めてキャラクターデザインが描き下ろされたキャラクターでもあるんですよ。
※キャラクターデザインとして初お披露目となったヨシダ
岡:デザインはとても苦労しました(笑)。イラストレーターとしてキャラクターデザインをおこしたことがあまりなかったので、みっつばー先生の大本のテイストを維持しつつ、先ほど話題になっていた服装のテイストも一生懸命寄せようと試みてみたりしました。ただ、絵のタッチが違うと質感も違うように見えるだとか、大丈夫だろうかと不安がいっぱいでしたね(笑)。
伏:ヨシダさんはこんな顔だったんだなと思って見てました(笑)。
岡:かなりマッチョなイケメンという話だったので、粗暴ではなくキリリとした感じをイメージしました。
伏:すごく良かったと思います(笑)。
※伏瀬先生も絶賛のヨシダさんに注目だ!
●2018年秋放送予定でTVアニメ化も決定!
――そしてついにTVアニメ化も発表されました。代表する形で伏瀬先生と川上先生の率直な感想をそれぞれお聞かせください。
伏:基本、僕はおしゃべりな方なので、ずっと情報解禁日が待ち遠しかったです。アニメを待ち望んでくれていたファンの方共々、一緒に楽しめたらと思います!
川:設定画の監修などをさせてもらっているのですが、とても丁寧で愛のある仕事をしてくださっていると感じました。一視聴者としてただひたすら楽しみです。
――アニメの情報については伏瀬先生がもっとも触れられているとお聞きしています。
伏:そうですね。現時点では僕が一番情報に触れていると思います。川上先生は情報が一部止められている、みたいな話も少し耳にしましたけども(笑)。
川:アニメの資料が送られてきたら見ちゃうじゃないですか。そうすると原稿作業に弊害が出てくると考えられていて、送ってくれないんだと思います(笑)。
一同:――(笑)。
――ちなみに登場しそうなキャラクターで、動いている姿を早く見たいキャラクターは誰ですか。
伏:デザインやイラストは僕が一番見ていると思いますが、当然アニメのキャラクターデザインも見ていまして、とりあえず早くシズさん登場しないかなと思ってます(笑)。
み:僕はキャラクターをデザインする時に、いつもマントのキャラクターが多くなるんですけど、アニメになった時にはためく姿を想像して描いているので、アニメではマントがはためく姿を見たいですね。
――もう少し具体的にキャラクターとかでお願いしてもいいですか。このままではアニメでマントを見たいになってしまうので(笑)。
み:すみません(笑)。ではリムルで。僕自身の想い入れが強いというのもありますが、スライム型のリムルがやはり見てみたいですね。どんな感じに跳ねるんだろうとか、SEはつくんだろうかとか。
伏:SEとかは監督さんや音響監督さんが相談して決めていくんですかね。
川:私は全員が動いている姿を見るのが楽しみです。敢えてキャラクターを挙げるとすれば、ソウエイを見てみたいです。
岡:自分は最初のヴェルドラとのシーンが気になります。最初に登場したらその後の出番がないかもしれませんけど(笑)。
伏:ヴェルドラの声優さんはまだ決まっていなかった気がしますね。
岡:叫び声とかも声優さんがやるんですかね。
伏:いや、最初のシーンは吼えてはいなかったと思いますよ。
川:漫画の登場シーンでは迫力を持たせるために吼えているかのような描写になっていたかと思います。でも実際は吼えてはいないです(笑)。
岡:確かに音は描いてなかったですね。それも含めて念話をどうするのかとかも気になりますよね。
柴:アニメーションになったキャラクターで興味があるのはベニマル、ソウエイ、ハクロウ、シオンあたりでしょうか。各々の戦い方の違いなんかも凄く見てみたいですよね。
――みっつばー先生も少し触れられていましたが、スライム型のリムルがアニメーションでどう動くかも気になるところですよね。
伏:皺の話題もありましたけど、アニメのキャラクターデザインでは皺は目という扱いになりそうです。スライムの身体を活かした動きもかなりあるようなので楽しみです。
み:さっきは跳ねたらいいなというお話もしましたが、実際はどうなるんでしょうね。僕なんかは結構大きく跳ねるイメージでリムルを描いているところもあったので気になります。
伏:川上先生の漫画でもぽよんぽよん跳ねていましたし、これはもう今さら言うようなことではないと思うんですけど、僕は滑るような移動をイメージしていたんですよね(笑)。キャタピラじゃないですけど、地面をホバーするようなイメージといいますか。でも絵的に表現をすると跳ねる方が可愛いですし、読者からのツッコミもないのできっと大丈夫!(笑)。
川:私は跳ねるではあるんですけど、そんなに跳ねさせているイメージはあまりなくて、地面を上下するようなぷよぷよとした動きをイメージしてました(笑)。
柴:リムルの動きはやっぱり跳ねている姿が個人的にもイメージしやすいです。自分も今描いていますが、跳ねていたなぁと思い出しました(笑)。
岡:スピンオフで描くリムルはもっぱら座っていたり、誰かに抱えられて移動するパターンがほとんどという(笑)。
伏&川:確かに!(笑)。
岡:でも感覚的にはみっつばー先生の考えるリムルの動きに近いかもしれないです。
柴:それとリムルには口がないのでどういう風に動かして喋らせるのかも気になります。もごもご動くのだろうか(笑)。
伏:それは僕も楽しみです。視聴者がモノローグと勘違いする可能性もゼロではないですもんね(笑)。
岡:喋りと念話とでもまた違ってくる可能性も。
伏:それぞれ効果を変えたりするのかもしれませんね(笑)。
――アニメでは注目すべき点が多そうです(笑)。そしてアニメ化となると当然グッズの話題も盛んになってくると思います。
伏:この座談会でもフィギュアが欲しいですよねというお話はしていたと思うのですが、そういった商品化の話がちらほらと動いているようなので、楽しみにしたいですね。
柴:以前に座談会でビーズクッションってお話があったと思うんですけど、手のひらサイズのクッションが欲しいですね。
伏:コミックス第6巻特装版の前のむぎゅむぎゅマスコットが近いかもしれませんね。なんかめっちゃ気持ちいいって聞きました。僕は怖くて箱から出せてませんけど(笑)。
――その特装版ですが、コミックス第7巻の特装版には300ピースのジグソーパズルが付属するようです。難しすぎてコミックの担当編集さんはパズルを組むのを諦めたそうです。
伏:なぜそんな難しすぎるものを作ってしまったのか(笑)。
川:実はまだ易しくなっているはずなんです。リムルのイラストなんですが、最初は目というか皺だけでいいというお話だったんですけど、さすがに鬼すぎるだろうと思っていくつか手を加えさせていただいています(笑)。
伏:崩したら再現が難しいレベル……。でも懐かしのアイテムから方向性は変わりましたよね(笑)。ちなみにこれってピースが最初からバラバラになって入ってるんです?
川:そうらしいです。
伏:イラストを見たければ組み立てるしかないという。読者に厳しいですね(笑)。
一同:――(笑)。
※話題になった難しすぎるジグソーパズル
●TVアニメも控えこれから更に盛り上がる『転生したらスライムだった件』
――アニメやグッズについてはこれからどんどん情報が出てくることになるのでしょう。そしてアニメとなることで、これまで以上に広いお客さんへ作品が届くことになると思います。あらためて『転生したらスライムだった件』の魅力についてお聞かせください。
伏:作者に自分で言わせるんですか?(笑)。
――毎度のことですが、もちろんです(笑)。
伏:魅力は……リムルの人間臭さですかね。リムルはいいように誤魔化していたりするのですが、実はかなり悪いことしてるよねっていうシーンもあるんです。なので、その誤魔化しっぷりであったり、自分だったらどうするだろうと考えながら読んでもらえると、一層楽しんでもらえるんじゃないかと思います。
み:読者さんに馴染みのある現代のイメージが異世界ファンタジーと交わるとどうなるかというのを想像して、なるべく独自のものになるように意識してデザインするようにしています。そういった部分が「転スラ」の世界観の魅力の一助になっていたら良いなと思っています。
川:伏瀬先生と若干被ってしまうんですけど、リムルの人間性は魅力だと思います。それだけでなくリムルの周囲に集うことになる仲間もそうですし、そんな仲間達と一緒に作って発展させていく街の様子であったり、広く楽しめる要素があると思っています。
岡:転スラにはそれぞれの種族ごとにドラマがあります。その世界で息づいている種族の在り方があり、リムル達が関わっていくことで物語や街そのものが広がっていく。オークやリザードマンも決して一枚岩であるわけじゃない。ひとつひとつのドラマが積み重なって、大きな世界観となっている点が魅力だと思います。
柴:自分は四コマということもあり、作品へのアプローチは少し異なりますが、特徴的なキャラクター達が魅力になると思います。みっつばー先生とは少し逆の発想もあって、発展していく街で開発される日本の文化でいうところ昔のモノを作品にわかりやすく取り込んでいくことになると思っています。多少エキセントリックな部分もあると思いますが、四コマならではの面白さとして提供できたらと思います!
――それでは最後にファンのみなさんへ一言ずつお願いします。
伏:アニメ化ということで、新しい世界が広がっていくことになると思います。アニメはアニメで楽しんでいただきたいですし、小説や漫画も含めて楽しんでいただけると、より面白みが増す感じになってくれたらと思っていますので、引き続き『転生したらスライムだった件』をよろしくお願いします。
み:最近は特にファンアートを描いてくださる方が増えたのでとても嬉しく思っています。そういったファン活動も原動力になっていますので、これからも応援をよろしくお願いします。
川:そろそろ手の届かない巨大なプロジェクトになってきている感じがするんですけど、振り落とされないように漫画も描き続けていきますので、これからもよろしくお願いします。
岡:転スラは小説でも漫画でもこれから始まるアニメからでも、どの媒体からでも楽しめる作品だと思います。ぜひそれぞれの作品をじっくり見ていただいて、楽しんでいただけたらと思います。応援よろしくお願いします。
柴:これから転スラに触れていく方がどんどん増えていくと思います。まだ私を知らない方がほとんどだと思います。これから始まる四コマ漫画でも『転生したらスライムだった件』を楽しんでいただけたらと思います。原作小説や漫画のファンの方も温かい目で楽しみにしていただけたらと思います。
――本日はお集まりいただきありがとうございました。アニメも引き続き楽しみにしていきましょう!
<了>
今回は3作品同時刊行だけではなく、TVアニメ化の決定を記念して伏瀬先生、みっつばー先生、川上泰樹先生、岡霧硝先生、柴先生のシリーズ関係者の皆さんにお話をおうかがいしました。『転生したらスライムだった件』原作小説第12巻(通常版・特装版)、コミックス第7巻(通常版・特装版)、スピンオフ『転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方』第3巻は2018年3月9日発売。2018年4月よりスタートする四コマ漫画『転スラ日記』も楽しみに待ちましょう。今秋のTVアニメ放映も発表されている『転生したらスライムだった件』からは目が離せません。
『転生したらスライムだった件』特集プレゼント企画!
伏瀬先生・みっつばー先生・川上泰樹先生・岡霧硝先生・柴先生5名のサインが入ったポスターを抽選で3名の方にプレゼントいたします。
応募方法はとても簡単。応募対象期間となる2018年3月9日(金)~3月12日(月)の期間中にTwitterで本特集記事をリツイート、またはつぶやくだけ。応募者の中から抽選で3名様に「ラノベニュースオンラインのツイッターアカウント(@lnnews)」よりDMにてご連絡させていただきます。応募を希望される方は、ラノベニュースオンラインのツイッターアカウントのフォローをお願いします。
※当選発表は当選連絡のDMにて代えさせて頂きます。
※当選者の方へはプレゼント郵送先の住所や氏名等の情報をお伺いいたします。
※プレゼントの発送は国内在住の方とさせていただきます。
※プレゼントの発送はシリウス編集部様より実施するため、頂戴した情報はシリウス編集部様へ共有させていただきます。
©伏瀬/マイクロマガジン社 イラスト:みっつばー
©伏瀬・川上泰樹/講談社
©伏瀬・岡霧硝/マイクロマガジン社
©伏瀬・柴/講談社
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
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