『探偵はもう、死んでいる。』のコミカライズが決定 死んだ名探偵の消えない遺志を継ぐ少年少女の物語

MF文庫J刊『探偵はもう、死んでいる。』のコミカライズが決定した。本作は第15回MF文庫Jライトノベル新人賞「最優秀賞」受賞作で、今は亡き名探偵の唯一の助手であった少年が、彼を探偵と勘違いして現れる少女たちの問題に向き合いながら、名探偵の足跡を辿り自らの進むべき道を少しずつ切り拓いていく物語を描く。原作小説は現在第1巻が発売されている。コミカライズの作画は本作の試し読みコミックを描いていた麦子氏が担当することも決定しており、連載は「コミックアライブ」にて行われる。死んだ名探偵の消えない遺志が継がれていく物語が漫画化に向けて動き出している。

【あらすじ】

俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。「君、私の助手になってよ」――始まりは四年前、地上一万メートルの空の上。ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手となった。それから――「助手が蜂の巣にされている間に私が敵の首を取る」 「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」 俺たちは三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ――やがて死に別れた。一人生き残った俺は高校生になり、日常というぬるま湯に浸っている。……それでいいのかって?いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。だってそうだろ? 探偵はもう、死んでいる。

コミカライズの連載時期などの詳細は今後の続報を待ちたい。本作は声優の悠木碧さんがナレーションやキャラクターを演じるPVやCM映像が公開されているほか、第1巻発売直後から重版を繰り返すなど注目を集め続けている。第1巻刊行時にはインタビューも実施しているので、あわせて確認してもらいたい。コミカライズが決定したこの機会にぜひ本作を読んでみよう。『探偵はもう、死んでいる。』は、MF文庫Jより第1巻が発売中。最新2巻も2020年1月24日発売。

第1巻刊行時のインタビュー記事もチェック!

©二語十/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:うみぼうず

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