論文「ライトノベルという出版メディアの確立―1990年代の電撃文庫の様相から―」が公開中

『目白大学人文学研究』第19号に掲載された、目白大学人間学部子ども学科の専任講師・山中智省氏の論文「ライトノベルという出版メディアの確立―1990年代の電撃文庫の様相から―」が、目白大学リポジトリにて公開された。本論文ではライトノベルを「多様なジャンル、メディア、文化を複合させた活字コンテンツを戦略的かつ積極的に生み出し、若年層を小説の読者や作者として獲得することを企図した出版メディア」と定義し直し、ライトノベル業界を牽引してきた電撃文庫を主な調査・分析対象として、同文庫が「いかにして出版メディアとしてのライトノベルの特質を獲得し、その確立に至ったのか」を明らかにするという内容となっている。

【見出し】

はじめに

1．メディアワークス設立と電撃文庫の創刊

2．「電撃ゲーム小説大賞」のねらいと特徴

3．公募新人賞が目指した先に現れたもの

4．一九九〇年代後半における電撃文庫の躍進

おわりに

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[関連サイト]

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