ラノベニュースオンラインアワード2023年5月刊の投票アンケート結果を発表

発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2023年5月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2023年を盛り上げ、そして牽引するに違いない選出作品に大注目です！

2023年5月刊

総合部門

嘆きの亡霊は引退したい（GCノベルズ）

恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。（TOブックス）

本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～（TOブックス）

総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第10巻が発売されたGCノベルズ刊『嘆きの亡霊は引退したい』、第4巻が発売されたTOブックス刊『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。』、第五部「女神の化身」第11巻が発売されたTOブックス刊『本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～』の3作品が選出されました。『嘆きの亡霊は引退したい』には「本当に面白いです。予測のつかない展開ばかりでワクワクしますし、過去の要素も上手く繋がってきますし、主人公の行動が事件解決に収束するのが見事です（あやめ）」や「本当に面白い！ずーっと波乱ばっかで、キャラ達はブレてないのにどんどん騒ぎが大きくなって、どーするんの！無理だよってところからキレイに終わってくのは神（チョムリアップスオ）」などの感想が寄せられました。『本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～』には「問題が起きたときの解決方法がいつも予想の斜め上の本作ですが、今回はまたかつてない規模と派手さでした！　毎度、作品の世界が深まる書き下ろしのエピソードは、今回も悶え唸らされました（あまのつまこ）」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。

2023年5月刊

熱かった部門

魔王と勇者の戦いの裏で（オーバーラップ文庫）

2023年5月刊

感動した部門

本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～（TOブックス）

2023年5月刊

笑った部門

嘆きの亡霊は引退したい（GCノベルズ）

2023年5月刊

萌えた部門

恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。（TOブックス）

第3巻が発売されたオーバーラップ文庫刊『魔王と勇者の戦いの裏で』が熱かった部門を、「総合部門」でも選出された『本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～』が感動した部門を、同じく『嘆きの亡霊は引退したい』が笑った部門を、こちらも「総合部門」で選出された『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。』が萌えた部門で選出されました。『魔王と勇者の戦いの裏で』には「WEB版から書き下ろし満載でとっても楽しかったです。特についに登場したヒロイン、リリーとヴェルナーのやりとりが大量に増えててすごく嬉しかったですし、表（勇者）側のマゼルたちの行動の描写も増えて読み応えがありました。これからも続きが楽しみです！（旭）」や「世界観と人物がより深く描かれていて面白かったです（alamo）」などの感想が寄せられました。『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。』には「主人公がひたすら不憫でならない（今のところ）ので、早く報われてほしい！（Uri）」や「Amazonアンリミテッドで既刊を読んでたら夢中なり、初めてラノベを電子書籍で買った作品になりました。続刊がめちゃくちゃ楽しみです！最後まで2人がくっつく成り行きを見守ります！一体どうなるのー？！試練多くて想像つきません！（はるか）」などの感想が寄せられました。続いては新作です。

2023年5月刊

新作総合部門

魔女と傭兵（GCN文庫）

毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない（GCN文庫）

悪党一家の愛娘、転生先も乙女ゲームの極道令嬢でした。～最上級ランクの悪役さま、その溺愛は不要です！～（TOブックス）

2023年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2023年刊行の新作（シリーズ化も含）が選出されています。GCN文庫刊『魔女と傭兵』、GCN文庫刊『毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない』、TOブックス刊『悪党一家の愛娘、転生先も乙女ゲームの極道令嬢でした。～最上級ランクの悪役さま、その溺愛は不要です！～』が選出されました。『魔女と傭兵』には「登場人物に「覚悟」が有る作品で良かったです（ダエマソ）」や「シンプルな題名が、作品や作者のスタンスを体現している。余計な装飾の少ない、わかりやすい内容かつ、引き込まれてしまう描写。まるで自分が物語の中に入り込んだかのように錯覚してしまう。魔女と傭兵の行き着く先が気になって仕方がない。素晴らしい作品に出会えたことに感謝（カカラ）」などの感想が寄せられました。『毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない』には「会話のテンポがとても良く、ズンズン読み進められました。お約束な配役に、ダイエットという身近な話題を使って今まで読んだ事のない物語を紡ぐ力に脱帽です（K助）」や「最後まで読むことが稀の拙者が笑いで腹筋を鍛えながら読み切ってしまった作品！（とらじじ）」などの感想が寄せられました。

2023年5月刊

新作部門

魔女と傭兵（GCN文庫）

悪党一家の愛娘、転生先も乙女ゲームの極道令嬢でした。～最上級ランクの悪役さま、その溺愛は不要です！～（TOブックス）

バスタード・ソードマン（ファミ通文庫・B6判）

新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「新作総合部門」でも選出された『魔女と傭兵』、同じく「新作総合部門」で選出された『悪党一家の愛娘、転生先も乙女ゲームの極道令嬢でした。～最上級ランクの悪役さま、その溺愛は不要です！～』、ファミ通文庫（B6判）刊『バスタード・ソードマン』が選出されました。『悪党一家の愛娘、転生先も乙女ゲームの極道令嬢でした。～最上級ランクの悪役さま、その溺愛は不要です！～』には「フランチェスカは戦うカッコイイところと､友達をつくるために一生懸命な可愛いところのギャップが推せる。レオナルドは冷たいところもあるけど、フランチェスカへの､気持ちに嘘をつかないところにキュンキュンする。フランチェスカの望みやフランチェスカを守ることを優先するところがカッコ良すぎてずるいと思う（鈴音）」や「ヒーローのどこか捻くれた性格ながらもヒロインへの恋慕が募っていく様が好きで、読み進める手が止まりませんでした。ヒロインも純粋ながらも、その経験ゆえか度胸のあるところが素敵でした。面白い作品をありがとうございます（灰明）」などの感想が寄せられました。

有効票数は362票。2023年5月刊作品では以上の結果となりました。選出作品はラノオンアワードのノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。

また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、熱かった部門では第9・下巻が発売された電撃文庫刊『ウィザーズ・ブレイン』、感動した部門では第9巻が発売されたMF文庫J刊『探偵はもう、死んでいる。』、総合部門では第6巻が発売されたビーンズ文庫刊『やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中』などが惜しい結果でした。

2023年の期待策に注目が集まるラノベニュースオンラインアワード2023年6月刊を対象とした投票アンケートは2023年7月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2023年の6月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。