BKブックス2020年1月刊行のラインナップをご紹介。『泣き虫な私のゆるふわVRMMO冒険者生活』など2冊

2019年12月27日に発売されたBKブックス1月刊行のラインナップ2冊のジャケットイラストとあらすじをご紹介します。挿絵の一部もご紹介します。

泣き虫な私のゆるふわVRMMO冒険者生活 もふもふたちと夢に向かって今日も一歩前へ!

©古森きり/ぶんか社 イラスト:最中かーる

家族に絶望した少女が逃げ込んだのは、国営の仮想ゲームの世界だった。

【あらすじ】

家業を押しつける横暴な母、それを見てるだけの弱気な父、そして夢と婚約者を奪っていく傲慢な妹。そんな家族との生活についに心が挫けてしまった八重香は、政府が運営する<現実に絶望した人の救済を目的としたVRMMO『TEWO』>の世界に逃げ込んだ。ゲーム世界に逃げ込んだ八重香は「シア」となり、今度こそ自分の思うままに生きようと決意し、長年思い描いていた夢に向かって愛らしい仲間と共に第一歩を踏み出した。はたして彼女はツラい過去を克服し、ゲーム世界から夢を実現させることはできるのか――。

「この顔立ちなら標準体型に近くした方が良いかな?」「まあ、別段構わないのではありませんか? 髪が短いのでお体が大きく感じてしまいますが、髪型はあとから変える事も出来ますもの。ショートに飽きたらロングにすれば良いのですわ」

「はじめまして、私はチーカ。この雑貨屋さんの店主よ。なにをお求め?」「……あ、ええと……お財布と地図を……。それから旅をするのに必要なものってどんなものがあるか教えてくれませんか?」

崖っぷち貴族の生き残り戦略

©月汰元/ぶんか社 イラスト:にしん

2つに分かたれた魂が、日本と異世界で活躍する成り上がりファンタジー!

【あらすじ】

貧乏領主の次男・デニスはある日、自分が異世界の中年男性・雅也と意識を共有している事に気づく。戸惑いながらも、雅也の持っている現代日本の知識が領地の経済回復に役立つと考えたデニスは、家族や領民を救うべく奮闘を始める。時を同じくして、日本に住む雅也はひょんな事から仕事を辞め、後輩を頼って探偵になっていた。それまで自らがデニスとなって活動している異世界の事はただの夢だと思っていた雅也だったが、自身が異世界の《真名術》を扱えること、自分以外にも同じ境遇の者が大勢いることを知った時から、彼の運命もまた変わっていくのだった。

ネイルロッドが威力を十分に発揮し、どれもほとんど一発で核を打ち抜いて倒してゆく。最後の一匹にとどめを刺した時、上の方で何か気配がした。次の瞬間、スライムの雨が降り注ぐ。

「話に出た真名なんですが、どうやら頭の中にあるようなんです」 教授が、やれやれというように溜息を吐いた。完全に疑われているようだ。

紹介ラインナップは発売中です。

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BKブックス(ぶんか社)公式サイト

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