第11回GA文庫大賞「優秀賞」受賞作『ひきこまり吸血姫の悶々』を含む後期受賞3作品が1月15日に一挙刊行へ

「第11回GA文庫大賞」の後期受賞3作品が、2020年1月15日頃に同時刊行される。第11回GA文庫大賞では通期応募1,359作品の中から7作品が受賞。前期受賞作は7年ぶりの「大賞」受賞作を含む4作品が2019年7月に発売されている。後期受賞作からは《優秀賞》受賞作『ひきこまり吸血姫の悶々』、《奨励賞》受賞作『城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない!』、《奨励賞》受賞作『竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―』が刊行される。

<第11回GA文庫大賞《優秀賞》>

ひきこまり吸血姫の悶々

©小林湖底/ SB Creative Corp. イラスト:りいちゅ

「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」

自己評価↓最低 他者評価↑最高 ダメダメ美少女が大勝利!

【あらすじ】

「……ふぇ? な、なに?」 引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、なんと帝国の将軍に大抜擢されていた! しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで「運動神経ダメ」「背が小さい」「魔法が使えない」と三拍子そろったコマリ。途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」 はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー! 引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?

<第11回GA文庫大賞《奨励賞》>

城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない!

©阿樹翔/ SB Creative Corp. イラスト:八葉

これは、勢いで組み始めた僕らのお気楽英雄譚!

【あらすじ】

「僕の将来のクラン・メンバー、家族になってくれない?」 魔導兵器やモンスターが『ぷろぐらむ』によって守り続ける天人の遺産・古城。それを攻略し、所有する集団――クランの設立を夢見る少年・レオンはある日、天才だけど落ちこぼれで『味方殺し』な魔導士の少女・リシアと出会う。「家族って、こ、公私ともに?」 「いや、僕のクランはハーレムにしたいし」 「アンタ割かし最低ね!」 そんな軽いノリで組み始めた凸凹なコンビはしかし、大型の古城を支配する竜人姉妹や、有名クランと率いる獣人王と出会い戦っていく中で、彼らだけの城、彼らだけの最高のクラン(家族)を創り上げていくのだが――。GA文庫大賞《奨励賞》受賞の、古城攻略ファンタジー!

<第11回GA文庫大賞《奨励賞》>

竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―

©筑紫一明/ SB Creative Corp. イラスト:Enji

“竜の心臓”を探し出せ。失われた竜をめぐるひと夏の物語。

【あらすじ】

「この杖、直してもらいます!」 半人前の魔法杖職人であるイクスは、師の遺言により、ユーイという少女の杖を修理することになる。魔法の杖は、持ち主に合わせて作られるため千差万別。とくに伝説の職人であった師匠が手がけたユーイの杖は特別で、見たこともない材料で作られていた。未知の素材に悪戦苦闘するイクスだったが、ユーイや姉弟子のモルナたちの助けを借り、なんとか破損していた芯材の特定に成功する。それは、竜の心臓。しかし、この世界で、竜は1000年以上前に絶滅していた――。定められた修理期限は夏の終わりまで。一本の杖をめぐり、失われた竜を求める物語が始まる。

「第11回GA文庫大賞」の後期受賞作3作品は2020年1月15日頃発売。

[関連サイト]

「第11回GA文庫大賞受賞作」特設サイト

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