【日刊試読タイム】『隣の女のおかげでいつの間にか大学生活が楽しくなっていた』(スニーカー文庫)

発売前のラノベを試し読みから紹介する日刊試読タイム。今回はスニーカー文庫が2020年3月1日に発売する『隣の女のおかげでいつの間にか大学生活が楽しくなっていた』です。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

第4回カクヨムWeb小説コンテスト・ラブコメ部門<特別賞>受賞作。「ここ、空いてますよね。よかったら座らせてくれませんか?」 常に独りで勉学に励む大学三年生・佐々木健斗。そんな彼の隣の席に、突然一人の美女・伊藤奈月が現れた。――そして、奈月の存在により健斗の人生は少しずつ色づき始める。『間接キスとか意識した?』『君の連絡先教えてよ』『今度はお泊まりしたいなぁ』『健斗とは……ちゃんと仲良くなりたい』 女性に不慣れな健斗に対し、何故か積極的にアプローチする奈月。ゆっくりと、でも確実に2人の距離は縮まっていき――これは、不器用で優しさを見せようとしない青年と、その隠れた優しさを見つけた美女との、歩み寄りの物語。

著者はエパンテリアス先生。イラストはパルプピロシ先生。エパンテリアス先生は第4回カクヨムWeb小説コンテストにて「特別賞(ラブコメ部門)」を本作で受賞し、デビューされる作家です。本作は大学で常にボッチの主人公となぜか積極的にアプローチしてくる美女との日常を描く青春ラブコメ作品のようですね。

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美女との出会いから始まる大学生の青春ラブコメストーリー

本作の主人公は一人でいることに心地よさを感じている、恋人どころか友達すらいないボッチの大学3年生、佐々木健斗。大学3年の4月、新たな1年の始まりを迎えるこの日も講義を受けるため教室へと向かった主人公でしたが、いつもの定位置は誰かの荷物によって座ることができません。仕方なく普段とは違う空いた席に腰を下ろしたところ、すぐさま誰かが自分の荷物を挟んだ隣に座ります。他にも席は空いているのに、いったい何の嫌がらせなのかと顔をあげるとそこには――。

思わず見惚れてしまう程の美女の姿があったのです。焦りたじろぐ主人公の脳裏には「これから彼女の知り合いがぞろぞろとやってくるのでは……」と疑念を浮かべますが、彼女もお一人様だというのです。それならそうと、意識を彼女から授業へ向けようとする主人公でしたが、教授のハゲ頭に爆笑しだしたりと自由すぎる面に辟易させられながら、その日以来彼女は隣に座るようになるのです。

やがて一週間も一緒に講義を受けるようになると、彼女のノリにも少しずつ慣れていってしまうもの。一緒にいることが普通となり、連絡先の交換やペットボトルの回し飲みによる間接キスを契機にからかわれることも日常になっていたのです。同時に主人公は、美人で人当たりも良さそうでノリもいい、控えめに言っても魅力的な彼女が、どうして一人で過ごしているのか疑問を感じるようになります。

彼女はなぜここまでして自分と関わろうとするのか。そんな思いを抱きながらも彼女に振り回される日々は続いていきます。そうしてボッチな主人公が不安を抱える実習授業もスタートすることとなり、新たな人物の登場など今後の物語の中で二人がどのような歩みをみせていくのか注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©エパンテリアス/KADOKAWA スニーカー文庫刊 イラスト:パルプピロシ

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『隣の女のおかげでいつの間にか大学生活が楽しくなっていた』特設ページ

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