ラノベニュースオンラインアワード2020年3月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2020年3月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2020年序盤の選出作品に大注目です!
2020年3月刊
総合部門
異修羅(電撃の新文芸)
豚のレバーは加熱しろ(電撃文庫)
犬と勇者は飾らない(オーバーラップ文庫)
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第2巻が発売された電撃の新文芸刊『異修羅』、第26回電撃小説大賞「金賞」受賞作『豚のレバーは加熱しろ』、7年に渡るWEB連載を経て第1巻が発売されたオーバーラップ文庫刊『犬と勇者は飾らない』の3作品が選出されました。『異修羅』には「普段ライトノベル読まないんですがweb版をよんでいた為、つい書籍も買ってしまいました。兎にも角にも物語全体の質量が凄まじいこと!作中で非常に広範囲にわたる知識というか詳細な設定が出てきて作者の知識量まで思いを馳せてしまいます。web版の読者でも楽しめるような、web版のキャラクターを使いつつも全く違う話の様な展開、それでいてストーリーに矛盾のない魔法の様な展開を楽しませて頂きました。3巻では誰がどの様に活躍するのか、あのキャラは出てくるのか、あの非常に楽しかった時間がもう一度味わえるのかと思うと非常に楽しみです。次巻も大変楽しみにさせて頂いております」や「前作以上にワクワクしながら読みました。強い奴が別の強い奴と渡り合っていく、力も技術も頭脳も駆使して!!皆めちゃくちゃ強くてカッコいいですね!!弁当箱のように分厚い書籍をあっという間に読み終えてしまいました、次回作早く読みたい!!!とワナワナしています。これからも応援しています」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2020年3月刊
熱かった部門
異修羅(電撃の新文芸)
2020年3月刊
感動した部門
異修羅(電撃の新文芸)
2020年3月刊
笑った部門
犬と勇者は飾らない(オーバーラップ文庫)
2020年3月刊
萌えた部門
俺の家に何故か学園の女神さまが入り浸っている件(スニーカー文庫)
「総合部門」でも選出された『異修羅』が熱かった部門と感動した部門を、同じく総合部門でも選出された『犬と勇者は飾らない』が笑った部門を、第2巻が発売されたスニーカー文庫刊『俺の家に何故か学園の女神さまが入り浸っている件』が萌えた部門で選出されました。『犬と勇者は飾らない』には「モバゲーに連載され始めたころから読んでいました。更新が無かった数年間、何度も読み返していました。最近読み返していた時にふとページが増えていて、書籍化の文字を見た時は歓喜に打ち震えました。今後も大変な時期が続くと思いますが、頑張ってください!ずっと応援しております」や「この作品は勇者や魔王、魔法などとありきたりなテーマでありながらも、二番煎じにならない伏線や設定が光る作品で、とても面白いです!」などの感想が寄せられました。『俺の家に何故か学園の女神さまが入り浸っている件』には「ヒロイン凛と翔和の内面の変化の心理描写が凄く好きで、物語のこの先が気になっています。噂では、二巻で打ち切りとの話しもありますが、是非、完結まで刊行し続けて欲しいです」や「ほんとに女神さまが可愛い!敬語系ヒロイン最強格です」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2020年3月刊
新作総合部門
豚のレバーは加熱しろ(電撃文庫)
犬と勇者は飾らない(オーバーラップ文庫)
こわれたせかいの むこうがわ ~少女たちのディストピア生存術~(電撃文庫)
2020年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2020年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されています。新作総合部門では総合部門でも選出された『豚のレバーは加熱しろ』、「総合部門」と「笑った部門」で選出された『犬と勇者は飾らない』、第26回電撃小説大賞「銀賞」受賞作『こわれたせかいの むこうがわ ~少女たちのディストピア生存術~』が選出となりました。『豚のレバーは加熱しろ』には「豚のレバーは加熱しろという言葉が作品を読み始めた時と全然違う印象に感じられてすごいと思った!豚さんの奮闘もカッコ良かった!」や「続きが気になりますが、良い完結でした。あと、ジェスが可愛い過ぎです」などの感想が寄せられました。『こわれたせかいの むこうがわ ~少女たちのディストピア生存術~』には「後半からラストまでの駆け抜け方が爽快かつ圧巻で、涙なしには読めませんでした。一歩ずつ歩いていたはずが、どんどんいろんな乗り物を手に入れていって、最終的には軍用車で勢いよく突き進むような、そんな感覚で楽しく読ませていただきました」や「ディストピアな社会を懸命に生き、自分たちの運命を切り開く物語。終盤の展開には思わず涙ぐんでしまいました」などの感想が寄せられました。
2020年3月刊
新作部門
豚のレバーは加熱しろ(電撃文庫)
転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?(MF文庫J)
犬と勇者は飾らない(オーバーラップ文庫)
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「総合部門」「新作総合部門」で選出された『豚のレバーは加熱しろ』、MF文庫J刊『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』、本部門で4冠を達成した『犬と勇者は飾らない』が選出されました。『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』には「転生先の平穏な日々を脅かす「妹」がいつ現れるか主人公と一緒に戦々恐々する気分が味わえる構成が見事」や「最後まで見たい」などの感想が寄せられました。
有効票数は451票。2020年3月刊作品では以上の結果となりました。選出作品は2020年のノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門ではエンターブレイン単行本『影の英雄の日常譚 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。』、萌えた部門では第2巻が発売されたMF文庫J刊『世界一可愛い娘が会いに来ましたよ!』、笑った部門では第6巻が発売されたガガガ文庫刊『出会ってひと突きで絶頂除霊!』などが惜しい結果でした。
2020年の期待作に注目が集まるラノベニュースオンラインアワード2020年4月刊を対象とした投票アンケートは2020年5月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2020年の4月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。