ラノベニュースオンラインアワード2020年5月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2020年5月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2020年を盛り上げる選出作品に大注目です!
2020年5月刊
総合部門
この素晴らしい世界に祝福を!(スニーカー文庫)
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い(スニーカー文庫)
異世界からJK転生した元妹が、超グイグイくる。(HJ文庫)
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第17巻が発売されたスニーカー文庫刊『この素晴らしい世界に祝福を!』、第3巻が発売されたスニーカー文庫刊『最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い』、第2巻が発売されたHJ文庫刊『異世界からJK転生した元妹が、超グイグイくる。』の3作品が選出されました。『この素晴らしい世界に祝福を!』には「最終巻。素晴らしいの一言」などの感想が寄せられました。『異世界からJK転生した元妹が、超グイグイくる。』には「終盤に向けての怒涛の畳み掛けで凄い笑ったし、ヒロインも今回もそれぞれ可愛かったです」や「登場人物がみんな(いい意味で)アホばっか!読んでて楽しい熱量と勢いのあるラブコメディ!」、「1巻以上に笑った。恋愛面でも大きな発展があり、続きも楽しみ」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2020年5月刊
熱かった部門
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い(スニーカー文庫)
2020年5月刊
感動した部門
家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?(GA文庫)
2020年5月刊
笑った部門
この素晴らしい世界に祝福を!(スニーカー文庫)
2020年5月刊
萌えた部門
シンデレラは探さない。(講談社ラノベ文庫)
「総合部門」でも選出された『最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い』が熱かった部門を、新作として発売されたGA文庫刊『家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?』が感動した部門を、こちらも「総合部門」で選出された『この素晴らしい世界に祝福を!』が笑った部門を、新作として発売された講談社ラノベ文庫刊『シンデレラは探さない。』が萌えた部門で選出されました。『最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い』には「楽しいです。読んでて飽きる気配が全く無い。主人公の正体バレがいつ、どのようなシチュエーションで展開されるのか。目が離せません!!」や「3巻になってキャラも増え、展開も目は離せません!」などの感想が寄せられました。『家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?』には「天涯孤独の主人公が遠縁の4姉妹と同居することになるのだが、その一人が自分に告白してきたことがある後輩という悩ましい家族ものラブコメ。主人公が4姉妹に振り回されながらも心の闇を晴らしていく姿は丁寧で、今後の展開が非常に気になる作品」や「キャラクターが全員魅力的です。また、各キャラクターと主人公の関係が少しずつ深まっていくところが面白いです!」などの感想が寄せられました。『シンデレラは探さない。』には「とにかく可愛いから読んで欲しい」や「この作品を読んで初めてこの人のこの作品が大好きでキャラクターも大好きと思える全てにおいて100点の作品と感じました!もし叶うならコミカライズ 小説 をもっとたくさん見てアニメも見てみたいなと思いました!」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2020年5月刊
新作総合部門
あなたを諦めきれない元許嫁じゃダメですか?(スニーカー文庫)
シンデレラは探さない。(講談社ラノベ文庫)
中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる(講談社ラノベ文庫)
2020年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2020年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されています。スニーカー文庫刊『あなたを諦めきれない元許嫁じゃダメですか?』、「萌えた部門」で選出された『シンデレラは探さない。』、講談社ラノベ文庫刊『中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる』が選出となりました。『あなたを諦めきれない元許嫁じゃダメですか?』には「ヒロイン2人がどちらも決して悪い子じゃないのに、主人公が絡むと相手を過剰に悪意に解釈するのが実に面白い。恋の決着はもうどうでも良いからバンバン火花を散らしてもらいたい」などの感想が寄せられました。『中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる』には「水守さんがとにかく可愛い!! 主人公の男の子を想う気持ちの強さが堪りません。読んでいて無性にドーナツが食べたくなるのも魅力です!」や「水守さんの過去話を続刊で読みたい!」などの感想が寄せられました。
2020年5月刊
新作部門
楽園ノイズ(電撃文庫)
探偵くんと鋭い山田さん(MF文庫J)
吸血鬼は僕のために姉になる(ダッシュエックス文庫)
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。電撃文庫刊『楽園ノイズ』、MF文庫J刊『探偵くんと鋭い山田さん』、ダッシュエックス文庫刊『吸血鬼は僕のために姉になる』が選出されました。『楽園ノイズ』には「圧倒的な音楽知識と文章力で綴られるこの物語、けれど熱量も半端なものではない。音楽制作が趣味の主人公が担任の教師に脅されかつての天才ピアニストであったり、家庭問題で好きなようにできないドラマーだったり、はたまた悩みを抱えて生きるシンガーだったりというヒロインたちと織りなす人間ドラマも素晴らしく、楽しめた。そして圧倒的なまでの熱量。僕はこの小説を読みながら、自分の鼓動が早くなるのを感じたほどだ。煌く照明に空気を震わす歌声、中に飛び散る汗の一粒一粒までが肌で感じられ、まるで自分がその演奏を間近で聞いているような気分にさせてくれるだろう。そうなるまでに作品の世界へと没頭させてくれる作品だと、僕は思う」や「杉井節とでも言うべき、軽快なノリと音楽ネタが満載で、これが読みたかった! と言う感じで最高でした」などの感想が寄せられました。『探偵くんと鋭い山田さん』には「「日常の謎」を扱ったミステリー作品と魅力的なヒロインが活躍するラノベが大好物な私には大満足な1冊でした!長続きしてもらいたいです」などの感想が寄せられました。『吸血鬼は僕のために姉になる』には「包み込まれるような心が温まる作品でした。幻想と虚構。ファンタジーっぽいのに良い意味でファンタジー感があまりなく、現実世界でもありえそうな物語でおもしろかったです!続きもぜひ読みたいです」や「昨今のライトノベルの中でも特別透明感があるように感じた」などの感想が寄せられました。
有効票数は277票。2020年5月刊作品では以上の結果となりました。選出作品は2020年のノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門ではGA文庫刊『終焉を招く神竜だけど、パパって呼んでもいいですか?』、感動した部門では電撃文庫刊『日和ちゃんのお願いは絶対』、萌えた部門では第2巻が発売されたスニーカー文庫刊『カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています』などが惜しい結果でした。
2020年の上半期を締め括るラノベニュースオンラインアワード2020年6月刊を対象とした投票アンケートは2020年7月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2020年の6月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。