このライトノベルがすごい!2021:『千歳くんはラムネ瓶のなか』が文庫部門1位を獲得 ガガガ文庫からは『俺ガイル』以来の快挙
ガガガ文庫刊『千歳くんはラムネ瓶のなか』が、「このライトノベルがすごい!2021」(宝島社)にて文庫部門1位に輝いた。本作は第13回小学館ライトノベル大賞「優秀賞」受賞作で、学内カーストの最上位に位置するイケメン、モテ男の千歳朔と、彼をとりまく魅力的な美少女たちの甘くて熱い青春小説。超異例の“リア充”側のラブコメでもあり、各巻で“推し”の女の子が変わると噂されるほどの巧みなキャラクター描写に注目が集まっている。ガガガ文庫における「このライトノベルがすごい!」での1位獲得は、3連覇して殿堂入りした『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』以来の快挙。今回の受賞を受け、イラストを担当しているraemz氏の描き下ろしイラストが公開されたほか、著者の裕夢氏からコメントも寄せられた。
【第1巻あらすじ】 「五組の千歳朔はヤリチン糞野郎」――学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖、努力型の後天的リア充・内田優空、バスケ部エースの元気娘・青海陽……。仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――? 新時代を告げる“リア充側”青春ラブコメ、ここに堂々開幕!! |
・裕夢氏コメント
「――月に手を伸ばせ」はシリーズを象徴するフレーズのひとつですが、応援してくれる読者のみんなと前を向いて走り続けた結果が出て、本当にうれしく思います。これからも、誰かの心に届き、ともすればその明日を変えられる、どこまでも真っ直ぐな青春を綴っていきます。
本作はコミカライズ、ドラマCD化も行われており、今後の展開にも更なる注目が集まることは間違いない。『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、ガガガ文庫より第4巻まで発売中。
<青春ラブコメ対談より裕夢先生:チラムネはリア充を最も身近なヒーロー像として描いている>
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