【らのすぽ!】松岡禎丞さんのオーディション時の秘蔵エピソードも!『ソードアート・オンライン』ステージレポート

電撃文庫発のアニメ『ソードアート・オンライン』のステージイベントが、埼玉・ところざわサクラタウンで開催された「KADOKAWA ライトノベルEXPO2020」(通称:らのすぽ!)内にて、2021年3月7日(日)に開催された。配信イベントとして行われたステージには、キリト役の松岡禎丞さん、シリカ役の日高里菜さんの2人が出演。9年前となるTVアニメ第1期の振り返りや今だから語れる秘蔵のエピソード、バラエティコーナーと大盛り上がりとなったステージの模様をお届けする。

 

 

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『ソードアート・オンライン』は仮想空間へのフルダイブが実現したVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の世界に閉じ込められたキリトやプレイヤーたちが、デスゲームと化したSAO世界の攻略と死闘に挑む人気シリーズ作品。2012年、2014年とTVアニメの放送が行われ、2017年には劇場版『オーディナル・スケール』が公開。そして2018年からは全4クールとなる『ソードアート・オンライン アリシゼーション』の放送が約2年をかけて行われた。壇上では昨年開催されたスペシャルイベント「ソードアート・オンライン アリシゼーション -After War-」についても語られた。「キャストやアーティストもたくさん集まって、感染対策をしながら朗読やライブをがっつりとやった」と振り返った日高里菜さん。松岡禎丞さんは「イベントの台本を初めて見た時はできるとは思わなかった」と、朗読劇や生アフレコの膨大な量に苦労をしつつも、「素晴らしいイベントだった」と成功を振り返った。「アニメの収録が終わってもゲームの収録があったりと、1年を通して何かしらSAOを録り続けている」と、キリトと一緒に駆け抜け続けていると語った。

 

そして2021年には『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』の公開も決定。今度はアスナの視点で描かれる《アインクラッド》編について「SAOを知っているけど、長い作品だから入れないなという人にはここから入ってもらえれば」と、まだSAOを知らない人に向けて推していきたいと日高里菜さん。そして9年前となるTVアニメ放送当時のことについて松岡禎丞さんは「鮮明に覚えている」と振り返った。「とにかく緊張していて、一生懸命やるしかなくて、目の前のことにだけ向き合い続けていた」という松岡禎丞さんに、「あの時から松岡さんは頼り甲斐があった。背中を見てついていこうと思った」と日高里菜さんも思い出を語った。「今でこそ現場で肩の力は抜けるようにはなったけど、マイクの前では変わらず緊張感を持ち続けている」と、全力で取り組み続けている自身の姿勢にもあらためて言及した。

 

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続いては視聴者と共にアニメ第1期を振り返る「原点回帰!モニタリングSAO!」が行われ、キリトとシリカの印象的なシーンが映像として流された。キリトの記念すべき初台詞となる「リンクスタート」のシーンから、話題は役柄を決めるオーディションについても語られる。松岡禎丞さんは「あの頃からオーディションの受け方への姿勢が変化してきていた」と、後悔しないようテストからすべてを出し切るようにしていたのだそう。「SAOのオーディションには手応えあったんですか」という日高里菜さんに、「個人的には手応えはまったくなかった」としながら、「ただ、やり切った感はあった。これで落ちるなら縁がなかったんだなって」と当時の心境を語った。キリトの最終選考オーディションの現場には名だたる声優が名を連ねていたようで、メンツを見た瞬間に「落ちた」と思ったとのこと。「だからこそ逆に開き直れたのかもしれない。すごい冷静にできたんですよ」と語り、秘蔵とも言えるエピソードが飛び出した。シリカについても第1話の初台詞のシーンや、キリトとの出会いのシーンも映像で振り返り、「現場に行く時にはとても緊張していた」と当時を振り返った日高里菜さん。「今のシリカを知っている人からすると、当時はきつめな印象。でも4話にはシリカの成長が詰め込まれていた」とあらためて自身の演じるキャラクターへと思いを寄せた。

 

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しんみりとした話が続く中、バラエティコーナー「シリカをもっとシリたい!シリたがりシンキング」も行われた。シリカや日高里菜さんにまつわるクイズとのことで、様々な問題に挑んだ2人。「シリカが第4話冒頭で襲われたモンスターの名前」「シリカの相棒ピナを10秒で描いてください」に懸命に挑むも、意外と高い難易度の前に両者不正解となってしまう。そして迎えた最終問題「ラジオ『ソードアート・オンエアー』に日高さんがゲスト出演した回の「ディレクターズカットしないバージョン」で松岡さんが日高さんを「りなまる」と呼んだ回数」という超難問を、2回と回答した松岡禎丞さんが見事正解。当時を振り返りながら「結構言わせた気がした」という日高里菜さんと、「かなり渋ったと思う」という松岡禎丞さんのやり取りも印象的だった。

 

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最後に「SAOの素晴らしさを皆様にお届けできたのではということで胸がいっぱいです」と松岡禎丞さん。日高里菜さんも「懐かしい気持ちにもなりながら、私が歩んできた道が素敵なものだったというのがわかって嬉しいです」と語り、2021年公開の劇場版に思いを寄せてステージを締めくくった。

 

劇場版に向け、2021年4月7日(水)からは『ソードアート・オンライン』第1期の再放送も発表されている。《アインクラッド》編をキリトの視点で描くTVアニメ版を復習しながら、『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』の公開を楽しみに待ちたい。

 

 

©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

kiji

[関連サイト]

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』オフィシャルサイト

『ソードアート・オンライン』公式Twitter

『ソードアート・オンライン』原作公式ページ

電撃文庫公式サイト

 

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