このライトノベルがすごい!2022:『千歳くんはラムネ瓶のなか』が文庫部門で堂々2連覇 豪華5大記念企画の実施も決定
ガガガ文庫刊『千歳くんはラムネ瓶のなか』が、「このライトノベルがすごい!2022」(宝島社)にて、2年連続文庫部門1位に輝いた。本作は第13回小学館ライトノベル大賞「優秀賞」受賞作で、学内カーストの最上位に位置するイケメン、モテ男の千歳朔と、彼をとりまく魅力的な美少女たちの、甘くて熱い青春小説。超異例の“リア充”側のラブコメでもあり、各巻で“推し”の女の子が変わると噂されるほどの巧みなキャラクター描写が魅力の作品でもある。2連覇を記念して著者の裕夢氏、イラストレーターのraemz氏よりコメントと描き下ろしイラストも到着したほか、記念特設サイトも公開。さらに2連覇を記念した豪華5大企画の実施も予定されているので、詳細は特設サイトで確認してもらいたい。
【あらすじ】 「五組の千歳朔はヤリチン糞野郎」――学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖、努力型の後天的リア充・内田優空、バスケ部エースの元気娘・青海陽……。仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――? |
■「このライトノベルがすごい!」2連覇記念コメント
裕夢氏コメント
昨年のこのラノ1位は想像すらしていませんでしたが、今年は「最終的な結果はどうあれ二連覇を狙えると自分で胸張れる物語を書こう」と腹をくくっていたので、ご連絡をいただいたときは思わず雄叫びを上げました(笑)。応援してくださったすべての読者のみなさまに心からの感謝を捧げます。叶うかわからない夢を必死に追いかけることや自分の理想に向かって泥臭くあがくこと、目の前の壁をなんとか破ろうと熱くなることが、ともすれば醒めた目で見られがちな世の中です。それでも僕は『千歳くんはラムネ瓶のなか』に登場する彼ら彼女たちの生き様を通じて、誰かの心に、誰かの明日に、たとえばこんな言葉が届けばいいと願っています。――月に手を伸ばせ。
raemz氏コメント
『千歳くんはラムネ瓶のなか』のイラストレーターのraemzです。チラムネが2年連続1位、おめでとうございます!ありがとうございます!この小説はライトノベルイラストレーターとしてデビューしたのでとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします。
さらに「このライトノベルがすごい!2022」では、ガガガ文庫作品が8作品ランクインと大健闘しており、これを記念した書店フェアを全国のガガガ文庫サポーターショップにて実施する。『千歳くんはラムネ瓶のなか』、『ミモザの告白』、『負けヒロインが多すぎる!』の見る角度によって絵柄が変わるレンチキュラーしおりをプレゼントする。
【レンチキュラーしおり】
「このライトノベルがすごい!」では3年連続1位の獲得、つまり3連覇することで殿堂入り作品となる。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に続くことができるのか、来年に向けた一層の飛躍にも大きな期待と注目を集めることは間違いない。『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、ガガガ文庫より第6巻まで発売中。
<青春ラブコメ対談より裕夢先生:チラムネはリア充を最も身近なヒーロー像として描いている>
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