『夏へのトンネル、さよならの出口』劇場アニメーションが2022年夏公開決定 アニメーション制作はCLAPが担当

ガガガ文庫刊『夏へのトンネル、さよならの出口』の劇場アニメーションが2022年夏に公開されることが決定した。本作は第13回小学館ライトノベル大賞「ガガガ賞+審査員特別賞」W受賞作で、「本当に欲しいもの」を手にするために、時空を超える摩訶不思議な「ウラシマトンネル」に挑む少年少女の物語を描いた感動作。アニメーション制作は『映画大好きポンポさん』などを制作したCLAPが担当し、監督は田口智久氏が務めることも明らかとなった。2020年から2021年にかけて「マンガワン」にてコミカライズの連載も行われており、小説のみならず漫画でも人気を集めた本作が映画化に向けて動き出している。

 

 

夏へのトンネル、さよならの出口

 

 

【原作小説あらすじ】

「ウラシマトンネルって、知ってる? そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの――」。そんな都市伝説を耳にした高校生の塔野カオルは、偶然にもその日の夜にそれらしきトンネルを発見する。――このトンネルに入れば、五年前に死んだ妹を取り戻すことができるかもしれない。放課後に一人でトンネルの検証を始めたカオルだったが、転校生の花城あんずに見つかってしまう。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。かつて誰も体験したことのない驚きに満ちた夏が始まる。

 

 


【原作著者・八目迷氏からのコメント】

『夏へのトンネル、さよならの出口』は、過ぎていく時の流れに焦燥感を覚えながら、一心不乱にキーを叩いて生まれた物語です。当時の胸を焼かれるような思いが、こうして一本の映画を作り上げることになるとは、夢にも思っていませんでした。田口監督をはじめ、スタッフの皆様が情熱をもって制作に臨んでくれています。いち観客としても、映画の完成が楽しみでなりません。


 

 

「このライトノベルがすごい!2020」では文庫部門【総合】9位、【新作】5位に選出されていたほか、ラノベニュースオンラインアワード2019年7月刊の投票アンケート結果でも4冠を果たすなど、読者から支持を集めてきた。映画についての詳細は今後の続報を楽しみに待ちたい。『夏へのトンネル、さよならの出口』は、ガガガ文庫より発売中。

 

八目迷先生インタビュー:映画化を目指したいですね。本作を含め、今後発表していくであろう自分の小説で、です。

 

 

 

 

©八目迷くっか/小学館「ガガガ文庫」刊

kiji

[関連サイト]

ガガガ文庫公式サイト

 

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夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)
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きのうの春で、君を待つ (ガガガ文庫 は 7-2)

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