『薬の魔物の解雇理由』や『長い夜の国と最後の舞踏会』などの著者、桜瀬彩香氏が逝去
TOブックス刊『薬の魔物の解雇理由』やオーバーラップノベルスf刊『長い夜の国と最後の舞踏会』などの著者、桜瀬彩香氏が逝去されたことが、TOブックス公式サイト、ならびにオーバーラップ公式サイトにて発表された。『薬の魔物の解雇理由』は、「次にくるライトノベル大賞2021」において総合4位に選出されるなど、これからの飛躍に大きな期待が寄せられていた中での訃報となった。
【あらすじ】 人と人ならざる者達が共に暮らすウィーム領。雪深く魔術の潤沢なその地に迷い込んだ少女・ネアは託宣を受けた——命を削り契約した魔物から恩恵を得る才職「歌乞い」として。静かに暮らしたいネアは、低位の相手を求めて唱歌の儀式を行う。だが、夜の森より現れたのは、美しい魔物の王・ディノだった!「君の願いは全て叶えよう——どんな残酷なことも」 とても手に負えない彼を「薬の魔物」と偽り、ネアは転職活動を始めるが、結んだ契約は解消できない。おまけに、目の前の万象を司る王から「君に叱られるの大好き」とやけに懐かれてしまい......? 祝祭美食な日常の中、時に切なく、時に大惨事(?)が紡がれる異類婚姻ファンタジー! |
なお、2022年4月9日に発売を予定していたTOブックス刊『薬の魔物の解雇理由』第2巻は予定通り刊行されるとのこと。謹んでお悔やみ申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈りしたい。
©桜瀬彩香/TOブックス イラスト:アズ
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