『魔法科高校の劣等生』より「動乱の序章編」「孤立編」「エスケープ編」のコミカライズが一挙決定
電撃文庫刊『魔法科高校の劣等生』より「動乱の序章編」「孤立編」「エスケープ編」のコミカライズが一挙決定した。本作は魔法が現実の技術として確立した世界で、ある欠陥を抱えた兄・司波達也と成績優秀な妹・司波深雪を中心に、魔法科高校での波乱の日々を描いた人気シリーズ。原作小説は全32巻で発売されており、続編と新シリーズも刊行されている。各コミカライズの作画は、第21巻から第22巻のエピソードである「動乱の序章編」を飛口芽衣氏、第23巻のエピソードである「孤立編」をきたうみつな氏、第24巻から第25巻のエピソードである「エスケープ編」を柚木N’氏が担当する。これまでも様々なエピソードの漫画化が行われてきた大人気シリーズの新コミカライズが動き出している。
【第21巻あらすじ】 二〇九七年、三月。南米大陸で戦略級魔法『シンクロライナー・フュージョン』が使用された。それを契機に、世界に吹き荒れる動乱の嵐が、日本にも押し寄せようとしていた。翌月。国立魔法大学付属第一高校三年生に進級した達也と深雪の下に、十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。十師族、師補十八家の若手を集めて、自分たちを敵視する風潮に魔法師としてどう対処すべきかを話し合うための会議に二人を招待する正式な書状。それが達也を、更なる波乱の日々へと誘う。 |
【第23巻あらすじ】 二〇九七年、四月末。戦略級魔法の使用はブラジル軍だけにとどまらず、ギニア湾岸にて大亜連合により戦略級魔法『霹靂塔(へきれきとう)』が使用される。魔法が戦火を拡大し、世界を包んでいく。魔法を使った者への非難。魔法を作った者への非難。魔法師への逆風が強まる中、魔法の平和的利用として、USNAの研究者であるエドワード・クラークから『ディオーネー計画』という壮大な宇宙開発プロジェクトが提案される。そして、選ばれた人員の中にはトーラス・シルバーの名前が。これをきっかけに達也がトーラス・シルバーであることが白日の下にさらされてしまうのだった――。達也と深雪に新たな試練の時が訪れる。 |
【第24巻あらすじ】 「トーラス・シルバーは、国立魔法大学付属第一高校三年生、司波達也氏である」七賢人の一人レイモンド・クラークによるビデオメッセージは日本だけでなく、世界中に大きな波紋を投げかけた。そして、実質の魔法師追放計画ともいえる『ディオーネー計画』。達也はこれに対抗すべくかねてより研究をしていた恒星炉を用いたプロジェクト『ESCAPES計画』を発表する。それは深雪のため、魔法師の未来のため、達也が選んだ道であった。時を同じくして、滅んだはずの周公瑾と対決する光宣。さらに、十三使徒の戦略級魔法が達也を捉える!?達也と深雪に最大の危機が訪れようとしていた――。 |
コミカライズの連載は2023年の開始が予定されており、各漫画の詳細は2022年11月発売の「Gファンタジー」ならびに「電撃大王」にて確認してもらいたい。『魔法科高校の劣等生』は、電撃文庫より全32巻で発売中。『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー』は第5巻まで、『新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち』も第4巻までそれぞれ発売中。
©佐島勤/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:石田可奈
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