『死亡遊戯で飯を食う。』のコミカライズが決定 殺人ゲームで日銭を稼ぐプロデスゲーマーの物語
MF文庫J刊『死亡遊戯で飯を食う。』のコミカライズが決定した。本作は第18回MF文庫Jライトノベル新人賞「優秀賞」受賞作で、歴代最高記録の99連勝を目指し、デスゲームに参加し日銭を稼ぐ少女の殺人ゲーム攻略ライフを描く。原作小説は第2巻が1月25日に発売されたばかり。コミカライズの連載は「コンプエース」にて行われることが決定しており、プロデスゲーマー少女の物語が漫画化に向けて動き出している。
【第1巻あらすじ】 目を覚ますと、私は見知らぬ洋館にいた。メイド服を着せられて、豪華なベッドに寝かされていた。寝室を出て、廊下を歩いた。食堂の扉を開けると、そこには五人の人間がいた。みな一様に、私と同じくメイド服を着せられていて、少女だった。〈ゲーム〉の始まりだった。吹き矢、丸鋸、密室に手錠、そして凶器の数々。人間をあの世にいざなうもので満ち満ちている、そこは〈ゴーストハウス〉。館に仕掛けられたトラップのすべてをくぐり抜けて脱出するしか、私たちの生き残る道はなかった。絶望的な現実に、少女たちは顔色を悪くする―― ――ただ一人、私だけを除いて。なぜかって? そりゃあ――私はこれが初めてじゃないから。プレイヤーネーム、幽鬼《ユウキ》。十七歳。自分で言うのもなんだけど、殺人ゲームのプロフェッショナル。メイド服を着て死の館から脱出を図ったり、バニーガール姿でほかのプレイヤーと殺し合ったり、そんなことをして得た賞金で生活している人間。どうかしてるとお思いですか?私もそう思います。だけど、そういう人間がこの世にはいるんですよ。おととい励まし合った仲間が、今日は敵になる。油断すれば後ろから刺され、万全を尽くしたとしても命を落とすことがある――そんな、死亡遊戯で飯を食う、少女が。 |
コミカライズの連載は2023年春の開始が予定されている。コミカライズの作画担当者については今後の続報を待ちたい。また、コミカライズの決定と同時に声優の中島由貴さんがナレーションを務めるPVも公開されているので、あわせて視聴してもらいたい。コミカライズが決定したこの機会にぜひ本作を読んでみよう。『死亡遊戯で飯を食う。』は、MF文庫Jより第2巻まで発売中。
©鵜飼有志/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:ねこめたる
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