ラノベニュースオンラインアワード2023年6月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2023年6月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2023年も折り返しを迎えていく中、2024年を視野に入れて注目を集めるに違いない選出作品に大注目です!
2023年6月刊
総合部門
千歳くんはラムネ瓶のなか(ガガガ文庫)
霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない(ガガガ文庫)
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編(MF文庫J)
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第8巻が発売されたガガガ文庫刊『千歳くんはラムネ瓶のなか』、第4巻が発売されたガガガ文庫刊『霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない』、第9.5巻が発売されたMF文庫J刊『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』の3作品が選出されました。『千歳くんはラムネ瓶のなか』には「チラムネはまさに七瀬悠月の物語!歪むのではなく、あくまで真っ直ぐな青春を描いていくんだという意思を感じました!(とこー)」や「待望の8巻、非常に楽しませてもらいました!七瀬悠月の鏡写し、ナナの活躍。だけど最後は我らチーム千歳の千歳朔の七瀬悠月を救うシーン。すべてが良すぎました(yuuiwa)」などの感想が寄せられました。『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』には「綾小路がヨーグルトメーカーを買えずに落ち込んでるシーンが一番印象に残っている。普段は人のことを道具のように扱う冷酷非道な綾小路がヨーグルトメーカーで落ち込んでるシーンはおもろかった(アイアン)」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2023年6月刊
熱かった部門
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編(MF文庫J)
2023年6月刊
感動した部門
霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない(ガガガ文庫)
2023年6月刊
笑った部門
この青春にはウラがある!(電撃文庫)
2023年6月刊
萌えた部門
週に一度クラスメイトを買う話(ファンタジア文庫)
「総合部門」でも選出された『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』が熱かった部門を、同じく「総合部門」で選出された『霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない』が感動した部門を、電撃文庫刊『この青春にはウラがある!』が笑った部門を、第2巻が発売されたファンタジア文庫刊『週に一度クラスメイトを買う話』が萌えた部門で選出されました。『霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない』には「最終巻ということで気を引き締めて読ませていただきました。覚悟と選択、読み進めて思わず自失しました。それでも、この物語をを読むことができて幸せでした(EkØ)」や「シリーズ最終巻!処女作の「B.A.D」を連想されるも、バディが異なると事件への関わり方も異なり楽しめました!相思相愛の二人の決断の結末を見届けられて良かったです!(神楽)」などの感想が寄せられました。『週に一度クラスメイトを買う話』には「巻を追うごとに尊さが増してるので次も楽しみすぎます!(名無し)」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2023年6月刊
新作総合部門
週に一度クラスメイトを買う話(ファンタジア文庫)
彼とカノジョの事業戦略 ~〝友達〟の売り方、教えます。~(ガガガ文庫)
この青春にはウラがある!(電撃文庫)
2023年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2023年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されています。「萌えた部門」でも選出された『週に一度クラスメイトを買う話』、ガガガ文庫刊『彼とカノジョの事業戦略 ~〝友達〟の売り方、教えます。~』、「笑った部門」でも選出された『この青春にはウラがある!』が選出されました。『この青春にはウラがある!』には「ウラオモテの無い主人公:花城夏彦が憧れで高嶺の花な生徒会長:八重樫唯がパンツを履いていないかもしれないという事に気づいて始まる学園ラブコメ。輝かしい青春のウラには努力とウソと可愛いがある。最初に読んでいて感じたのは新刊刊行の作品でこの雰囲気の作品久しぶりな気がするなと思いました。ギャグ漫画みたいなコメディ色強めに彩る恋愛要素といった感じ。暴力ヒロインの激しめなツッコミによる顔面陥没現象や、主人公の感情とセリフに全く差異がなく心からの言葉に溢れて紳士に女好きである事とか笑ってしまう要素が好き。主人公の裏表の無さや開けっぴろげな感じが個性的で何かしら抱えるキャラ達の心にスっと入っていく関係の変化も好き。そして、生徒会長の特権やその座を奪い合う展開も見れそうで楽しみだし、誰かの為に頑張れる主人公が好き。全体的に懐かしいって気持ちがあったのですが、ラノベ歴長くないからこの感覚が正しいのかは分からない。意外と好きだったのは先生とのやり取り褒め殺しは笑ってしまいました。個性の強いキャラ、ノリのいいコメディ、程よい緊張感、ここまでは好きだなこの作品でしたが最後にこれがウラがえる。幼なじみのウラの本音聞いた瞬間にこの作品は大好きへと昇華した(凜音)」などの感想が寄せられました。
2023年6月刊
新作部門
彼とカノジョの事業戦略 ~〝友達〟の売り方、教えます。~(ガガガ文庫)
ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる(電撃文庫)
なぜかS級美女達の話題に俺があがる件(スニーカー文庫)
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「新作総合部門」でも選出された『彼とカノジョの事業戦略 ~〝友達〟の売り方、教えます。~』、電撃文庫刊『ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる』、スニーカー文庫刊『なぜかS級美女達の話題に俺があがる件』が選出されました。『彼とカノジョの事業戦略~〝友達〟の売り方、教えます。~』には「舞台はおそらく現代世界。主人公の男性は経営のプロで、コンサルされるポンコツ可愛い女性。その2人との駆け引きや、意地悪なライバルとの戦いも面白かった。ライトな感じに納まっているのではないかなと思いました(IGR)」や「斬新で今までにない題材がすごく新鮮で最初から最後までとても読み応えがありました(かーぶ)」などの感想が寄せられました。『ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる』には「「ストライク・ザ・ブラッド」「アスラクライン」「虚ろなるレガリア」の三雲岳斗さんの新作だとメチャクチャ楽しみにして読んだら。あとがきでカクヨムで公開されていたことを知った。どんな感じの作品なんだろう。極東の種馬とかサブタイトルにあるから下ネタ満載なのかな? 主人公はシティーハンターの冴羽遼みたいなモッコリな人なんだろうか?そう思いながら読んで、これは続きそうだなと思ってあとがきを読んだら、、カクヨムで公開されてたと知った。そして、カクヨムを検索するとあった、、くっ! 1巻を少し超えた憎い量が公開されている。しかも閑話があって補完されている!!!両方楽しく読ませていただきました(こも)」などの感想が寄せられました。
有効票数は126票。2023年6月刊作品では以上の結果となりました。選出作品はラノオンアワードのノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門ではMF文庫J刊『午後4時。透明、ときどき声優』、萌えた部門では第4巻が発売されたスニーカー文庫刊『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』、総合部門では第4巻が発売された電撃文庫刊『天使は炭酸しか飲まない』などが惜しい結果でした。
2023年の折り返しとしても注目が集まるラノベニュースオンラインアワード2023年7月刊を対象とした投票アンケートは2023年8月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2023年の7月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。