ラノベニュースオンラインアワード2024年1月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2024年1月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2024年の先陣を切る選出作品に大注目です!
2024年1月刊
総合部門
不可逆怪異をあなたと(電撃文庫)
嘘つきリップは恋で崩れる(GA文庫)
フルメタル・パニック! Family(ファンタジア文庫)
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第2巻が発売された電撃文庫刊『不可逆怪異をあなたと』、第15回GA文庫大賞「銀賞」受賞作『嘘つきリップは恋で崩れる』、13年ぶりのシリーズ最新刊となったファンタジア文庫刊『フルメタル・パニック! Family』の3作品が選出されました。『フルメタル・パニック! Family』には「まさかン十年ぶりに宗介とかなめと再会することになるとは思いませんでした。同年代ゆえに、宗介と林水のやり取りにじわり。ふもっふ!のノリを思わせながらも、子どもたちが加わったことで広がる新たな家族の物語をどうぞ。かなめ、がさらに可愛くなってる…(遊・佳人)」や「懐かしい空気を確かに感じさせていただいて、作中でも現実でも積み重ねた年月に様々な感情を貰いました、続きも楽しみにしています!(和尚)」、「凄かった。作者は天才だなと思った(GGK)」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2024年1月刊
熱かった部門
不可逆怪異をあなたと(電撃文庫)
2024年1月刊
感動した部門
不可逆怪異をあなたと(電撃文庫)
2024年1月刊
笑った部門
モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件(GCN文庫)
2024年1月刊
萌えた部門
嘘つきリップは恋で崩れる(GA文庫)
「総合部門」でも選出された『不可逆怪異をあなたと』が熱かった部門、そして感動した部門を、第2巻が発売されたGCN文庫刊『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』が笑った部門を、「総合部門」で選出された『嘘つきリップは恋で崩れる』が萌えた部門で選出されました。個別2部門に輝いた『不可逆怪異をあなたと』には「ここまで一貫してタイトル通りの作品を叩きつけられてしまうと放心してしまう。繰り返し読みたくなる作品になりました!!(ほたる)」や「1巻で未解決だった問題をどうするのかなと思っていたら、予想外の方法で綺麗に回収されて舌を巻きました。苦さを残すまさに「不可逆」な、けれどこれ以上の終わりはあり得ないと感じさせる、すごく好きな終わり方でした!(マロン)」、「こう在って欲しいという勝手な幸せの絵図と登場人物たちの幸いは別のもので、その乖離にぐぎぎぎぎ、となる。理性の部分では彼らが幸せならばそれでいいはずだと思うのだけど(とらたぬ)」などの感想が寄せられました。『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』には「とにかく楽しい作品です!!特にモンスター肉にかけるハンドレット達の情熱とマルス君の不遇さに笑わされました(きた)」や「ファルーンに殴り込みに来たイかれた皇女のカーミラが、ハンドレッドに比べたら全然マシな展開になっていくの最高でした。殺伐とした世界観ながら、マルスと周囲の考えのすれ違いが爆笑を生んでおり、唯一無二の読書体験を味わえます。是非長く続いて欲しいシリーズ!(ラムネ)」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2024年1月刊
新作総合部門
嘘つきリップは恋で崩れる(GA文庫)
少女の望まぬ英雄譚(TOブックス)
非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか?(ファミ通文庫)
2024年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2024年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されています。「総合部門」と「萌えた部門」でも選出された『嘘つきリップは恋で崩れる』、TOブックス刊『少女の望まぬ英雄譚』、ファミ通文庫刊『非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか?』の3作品が選出されました。『嘘つきリップは恋で崩れる』には「不器用な二人の二人なりの青春がかわいくてかわいくて最高でした!!!新大学生に冬休み読んでほしい(はるえ)」や「彼女と出会ってから付き合うまでの1年間を1冊に纏まった涙あり感動ありな作品でした(銅鑼イワン)」などの感想が寄せられました。『非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか?』には「よくある異能力バトルモノではあるが異能力はほとんど認知されていないという世界観が非常に魅力的。左遷された元エリート警察官と最強能力者のポンコツ少女のバディ…最高に面白いです(じぇるにょん先輩)」や「色々読ませてもらいましたが非なななはむぁじて面白かったです(つかさ)」などの感想が寄せられました。
2024年1月刊
新作部門
嘘つきリップは恋で崩れる(GA文庫)
少女の望まぬ英雄譚(TOブックス)
セピア×セパレート 復活停止(電撃文庫)
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。本部門で4冠となった『嘘つきリップは恋で崩れる』、「新作総合部門」でも選出された『少女の望まぬ英雄譚』、電撃文庫刊『セピア×セパレート 復活停止』が選出されました。『少女の望まぬ英雄譚』には「百合戦記の金字塔、web小説界の大河がついに書籍化!少し頭のおかしな少女が優しい人間に囲まれて、幸せを見つけていく。そんな過程を描いたお話が手に取って読めるのが本当に幸せです!(たま)」や「登場人物の背景や心理描写が丁寧でそれぞれのキャラクターに厚みを感じます。戦略を駆使した集団戦のが主であり描写も上手なので、戦闘シーンに新鮮さを感じました。人の感情が理解できず人を簡単に○す(快楽○人者というわけではない)事のできるクリシェが、冒頭では自らの犯した罪に苦悩し、それをベリーが見守ってクリシェの行う選択をただじっと待ってる姿がとても印象的でした。悲しみや苦しみといった感情を理解できなかった少女が優しい人達に囲まれ成長し、ささやかな幸福を願い、幸福の道しるべを辿っていく物語を私も見守っていきたいと思います(名無し)」などの感想が寄せられました。『セピア×セパレート 復活停止』には「電撃SF文庫と言っても過言では無い!! しっかりしたSFサスペンスの道をライトノベルの味で駆け抜けていく、読む手が止まらない面白い作品でした。1冊で完結しているから主な気になる要素はしっかり回収していくし人におすすめしやすい!(桜妃奈)」などの感想が寄せられました。
有効票数は253票。2024年1月刊作品では以上の結果となりました。選出作品はラノオンアワードのノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門では電撃文庫刊『ほうかごがかり』、萌えた部門で電撃文庫刊『放課後、ファミレスで、クラスのあの子と。』、笑った部門では電撃文庫刊『私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない』などが惜しい結果でした。
2024年をより勢いづける作品の登場が楽しみなラノベニュースオンラインアワード2024年2月刊を対象とした投票アンケートは2024年3月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2024年の2月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。