『勇者のクズ』TVアニメ化決定 アニメーション制作はOLMが担当へ
ボーダーコミックス刊『勇者のクズ』のTVアニメ化が決定した。本作は《魔王》となったマフィアたちを殺す職業《勇者》として活動する《死神》ヤシロと、そんな彼のもとに押しかける自称弟子の勇者見習い女子高生が織り成す異能アクションシリーズ。このたびアニメ化の決定にあわせて、4名のメインキャラクターが描かれたティザービジュアルと特報PVが公開。アニメは日本テレビ系列で放送されることも明らかとなった。アニメーション制作はOLMが担当し、アニメ公式サイトには原作のロケット商会氏、漫画のナカシマ723氏よりお祝いコメントも寄せられている。
【イントロダクション】 「勇者なんて、最低のクズがやる商売だ」 21世紀なかば、東京の裏社会は、エーテル(魔力)強化手術で《魔王》となったマフィアたちに支配されていた。この魔王たちを倒す賞金稼ぎ──それがすなわち《勇者》である! 勇者は、《E3》(イースリー)という薬剤でエーテル能力を強化して魔王に対抗。その殺傷行為は合法化され、勇者はまさに”人殺し”の職業となった。そんな中、フリーランスの勇者《死神》ヤシロのもとに、自称「弟子」が押しかけてくる。それは、勇者見習いの女子高生・城ヶ峰。しぶしぶ彼女を受け入れたヤシロは、ロクでもない事件に巻き込まれていく! クズの「師匠」と自称「弟子」 弩級現代異能アクションの幕が開く! |
TVアニメ『勇者のクズ』特報PV
【放送局】
日本テレビ系列
【スタッフ】
原作:ロケット商会
漫画:ナカシマ723(リイド社「コミックボーダー」連載)
アニメーション制作:OLM
原作となる小説は第1回カクヨムWeb小説コンテストにて「大賞(現代アクション部門)」を受賞。カドカワBOOKSより第1巻が発売された。その後、インディーズ作品としてナカシマ723氏によるコミカライズが始動し、個人制作・流通にも関わらず累計50,000部以上を売り上げ、インディーズながら「次にくるマンガ大賞」にて2年連続ノミネート。そこから再商業化され、作品として商業からインディーズ、そして再びの商業と数奇な運命を辿り、このたび満を持してのTVアニメ化が発表された。そしてさらに、『勇者のクズ』原作小説の再書籍化企画も始動。加筆の上、イラストをtoi8氏が担当することも発表されるなど、TVアニメとあわせて今後の続報を楽しみに待ちたい。
TVアニメ化が決定した『勇者のクズ』は、『ボーダーコミックス』より第6巻まで発売中。最新7巻も2025年3月21日発売。
©ナカシマ723/ロケット商会/リイド社・製作委員会のクズ
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