【アニメ化決定】「彼女がフラグをおられたら」竹井10日さんインタビュー【サイン本プレゼントあり】
本日、講談社ラノベ文庫から刊行中、竹井10日さんの人気作の第4巻が発売になりました。
それと同時にアニメ化決定!が発表。
というわけで、「秋桜の空に」からの竹井10日さんのファンである海老沢が、竹井さんにインタビューに行ってきました!
【ストーリー】
恋愛フラグ、友情フラグ、勝利フラグに死亡フラグ。―「フラグ」それは人生の岐路に立つ、大切な選択肢。ある事件以降、他人の頭の上に「フラグ」が見えるようになった少年・旗立颯太。都内屈指の名門校「私立旗ヶ谷学園」に転校してきた彼は「フラグ」が見えるがゆえに他人と距離を置いてきた…のはずが周囲は何故か美少女たちで賑やかな状態に!男子寮に彼しか入居者がいないと聞いた彼女(らしき含む)たち5人は一緒に住むと言い出して!?彼が見る「フラグ」の意味とは一体?はたまた、ひとつ屋根の下で男1人に美少女5人の共同生活はどうなっちゃうの!?竹井10日が贈るラブコメの上級“イチャコメ”開幕!今宵のフラグはどんな色。
(「BOOK」データベースより)
――まずはアニメ化、おめでとうございます。
まだ出せる情報がほとんど無くて申し訳ないです。
アニメはまだ先になりますが、旗(フラグ)がぴょんと立つビジュアルはアニメにしてみたら可愛いだろうなぁ、と思いますので期待していてください!
――ゲーム製作からライトノベルに転向しつつありますが、、
――ライトノベルを書いたきっかけはなんですか?
「らき☆すた」の前の「ポケロリ」を書いたのが最初ですね。
元々「秋桜の空に」※のノベライズがあって、依澄れいさんがイラストだったんです。
ちょうど.hackの前後くらいだったんですが、依澄さんがスニーカーで挿絵を書いてて、当時編集していたNさんがそれを読んで、面白かったので、書いてみないかみたいなお誘いを頂いたのがきっかけです。
※竹井さんが以前製作していたゲームのタイトル
――影響を受けたものがあれば教えて下さい。
学生の頃書いていたのは、「ロードス島戦記」の影響なんかを受けたガチガチのファンタジーで、始めてラブコメを書いたのが「秋桜の空に」だったんです。
oneというかkeyというか、その辺りの影響は受けていますね。
――趣味はありますか。
書くことが趣味みたいな感じですね。
あとはゲーム・・・とか。シミュレーションかRPG、スパロボとかGジェネとかその辺ですね。
――ギャルゲーなんかはやらないんですね。
サラリーマン時代はやってたんですけど、今はほとんどやらないですね。
――連載が多くて大変じゃないですか?
東京皇帝と、がをられ、10歳の保健体育、ここから脱出したければ恋しあえ、の4本ですね。
締め切りは重ならないんですけど、スケジュールは重なります(笑)
今年は全部で8か9本くらいのペースで書いてますね。
もともと2ヵ月に1冊くらいのペースで書いていたんですが、それを少しずつ早めながら書いてます。
――がをられを書く上で苦労したところはありますか?
この作品は難産ではなかったですね。
素直な子で、悩むことが少ない作品でした。
一番悩むのは、いい加減書くことがなくなってきた著者紹介ですね(笑)
――これからの目標とかありますか?
できれば1日も長く、書き続けていたいですね。
――アニメ化達成しちゃいますもんね。
そこがゴールと思わず、ひとつの通過点かな、と思うようにしています。
作品としてはありがたい通過点ではあるので、慢心せずよりいいものを届けられるように頑張りたいです。
――がをられの魅力はなんでしょうか?
自分で言うのもなんですけど、女の子は可愛いですよね。
――やっぱりお姉ちゃんが好きなんですか?
よく言われるんですけど、必ずしも僕個人はそうでもないんですよ(笑)
茜とか恵とかお姉ちゃんは書きやすいですけどね。
――もし付き合うなら誰がいいですか? 僕は恵がいいですね。
――過去ラノベで出てきた男の子の中で一番可愛いと思います!
ありがとうございます(笑)
恵は一応、作品中一番可愛いということで書いています。
付き合うなら、茜……かな。
――竹井さんの作品は人数多すぎてメインヒロイン不在、というイメージがありますが。
――まだキャラは増えますか?
そうですね、当初は茜と菜波で引っ張って行く予定だったんですが、
引っ張らないことに気付いたので、全員で引っ張って行くイメージで書いています。
銀河英雄伝説でのオーベルシュタインの「ナンバー2不要論」というのがありまして。組織にナンバー2はいらないっていう。
それと同じようにヒロイン不要論というか、主人公がいて、あとナンバー3のヒロインが乱立するという形式にいつの間にかなっていることが多いですね。
――ヒロインが独特だと思いますが、どのように新ヒロインが生まれるのでしょうか。
他のものと一緒のものを作ってもしょうがないなと思っていて。
そこまで差別化をしてるつもりはないんですが、気が付くとキャラがどんどんおかしな方向へ流れて行くんですよね。
最初は病弱お嬢様だったのに、いつの間にか見る影もなくなっていたり。
キャラクターがキャラクターを形作っていくという相互作用が行われているのかなと感じます。
――4巻はどんなお話ですか?
4巻はブレードフィールド公国にみんなで行く話です。
話の接続点として重要な巻なので、何度も読んで欲しいです。
夏の話をやったから次は秋……と思わせつつ夏休みまだ終わってないみたいな。
久々に菜波さんホームで大暴れ、と思いつつ新キャラにイイ所を持ってかれたりとか。
クエスト寮面々の楽しくアツい夏休みを楽しんで下さい!
――本日はありがとうございました。
――読者の方にメッセージをお願いします。
アニメ化、第4巻発売ということで。皆様のおかげでここまで辿りつけました。
皆さんも一緒に、これからもアニメ化というお祭りを含め、楽しんで下さい!
竹井さん、講談社ラノベ文庫編集部さまのご厚意でサイン入りの単行本を頂きました。
3名様に「サイン入り単行本」をプレゼント致します。
プレゼントを希望される方は、以下のアドレスにご応募下さい。
【応募先アドレス】 present.aisaka+flag@gmail.com
メールの件名を 『がをられ』サイン本プレゼント係 とし、本文にお名前を記入の上、ご応募下さい。
※複数応募頂いても、1回の応募とカウントさせて頂きます。
※締め切りは12月15日(日)の24時までとします。
皆様のご応募をお待ちしております。
[関連サイト] 講談社ラノベ文庫
(C)竹井10日/講談社 イラスト/CUTEG
取材・文:海老沢秀暁
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