『涼宮ハルヒ シリーズ』が全世界シリーズ累計2000万部を突破
スニーカー文庫刊『涼宮ハルヒ シリーズ』が全世界シリーズ累計2000万部を突破した。同作の原作公式サイトにて明らかとなっている。『涼宮ハルヒの憂鬱』が第8回スニーカー大賞にて「大賞」を受賞し、2003年よりシリーズの刊行をスタート。ただの人間には興味がないと宣言する涼宮ハルヒを団長としたSOS団のメンバーを中心に巻き起こる、不思議な出来事を描いた非日常系の学園ストーリー。2016年にはアニメ放送10周年を記念した上映会イベントの開催、サウンドトラックの発売、Blu-ray BOXの発売と大きな話題を呼んだほか、2017年4月からはNHK・BSプレミアムにて再放送も行われていた。
【あらすじ】 「ただの人間には興味ありません。宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」 入学早々、ぶっとんだ挨拶をかました涼宮ハルヒ。退屈な日常にあきたらない彼女は、「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」通称SOS団なる不思議軍団を結成したのだ。そんな彼女に巻き込まれたのが、クラスメイトのキョン、無口な読書少女・長門有希、萌え担当の朝比奈みくる、謎の転校生・古泉一樹。だが、キョン以外の3人には、ハルヒには言えない秘密があるようで……。天上天下唯我独尊超ポジティブワガママ娘のハルヒに振り回されるキョンとSOS団が繰り広げる、ビミョーに非日常学園ストーリー! |
また、2018年にレーベル30周年を迎えるスニーカー文庫の新人賞リニューアルに伴い、本作の著者である谷川流氏が最終選考委員として発表されたことも記憶に新しい。2011年の『涼宮ハルヒの驚愕』以降、新刊の刊行はないものの、その圧倒的な人気は日本・世界を通じて根強いことがうかがえる。全世界累計2000万部の発表は、今年4月に電撃文庫刊『ソードアート・オンライン』でも発表された大台となる。この機会にあらためて『涼宮ハルヒ シリーズ』を読み直してみるのも面白いだろう。
©谷川流/KADOKAWA 角川書店刊 イラスト:いとうのいぢ
[関連サイト]