《金賞》受賞作『つるぎのかなた』など第25回電撃小説大賞受賞3作品の全文公開が開始 2月9日に電撃文庫より3作品同時発売

第25回電撃小説大賞「金賞」受賞作『つるぎのかなた』、「銀賞」受賞作『リベリオ・マキナ』、「銀賞」受賞作『鏡のむこうの最果て図書館』の3作品は、2019年2月9日の発売に先駆けて本日、2月1日より「第25回電撃小説大賞特設ページ」にて期間限定の全文公開を開始した。第25回電撃小説大賞では4,843作品の応募が寄せられ、選考委員から高い評価を受けた3作品が先陣を切って電撃文庫より発売となる。さらにいずれの作品もコミカライズが決定している。また、発売日である2月9日からは声優の島﨑信長さんがナレーションを担当する『つるぎのかなた』のTVCMが放送開始となることも明らかとなった。

第25回電撃小説大賞《金賞》受賞作

つるぎのかなた

©渋谷瑞也/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:伊藤宗一

剣の道を駆け抜けろ!

目指すは最強の先、はるか頂きの彼方――!

【あらすじ】

「好きじゃないんだ、剣道。……俺を斬れる奴、もういないから」 かつて“最強”と呼ばれながら、その座を降りた少年がいた――。“御剣”の神童・悠。もう二度と剣は握らないと決めた彼はしかし、再び剣の道に舞い戻る。悠を変えたのは、初めて肩を並べる仲間たち、彼に惹かれる美しき『剣姫』吹雪、そして――孤高の頂でただひたすらに悠を追い続けていた、高校剣道界最強の男・快晴。二人が剣を交えた先で至るのは、約束の向こう、つるぎのかなた。「いくぞ悠。お前を斬るのは、この僕だ!」 剣に全てを捧げ、覇を競う高校生たちの青春剣道物語、堂々開幕!

第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作

リベリオ・マキナ ―《白檀式》水無月の再起動―

©ミサキナギ/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:れい亜

絡繰騎士は叛旗を翻す――

孤独な姫を救うため、偽りの世界に抗うため。

【あらすじ】

対吸血鬼戦闘用絡繰騎士《白檀式》――ヘルヴァイツ公国が誇る天才技師・白檀博士の“五姉弟”は、欧州を吸血鬼軍の侵略から救う英雄となる……はずだった。十年ぶりに目覚めた“失敗作”、第陸号・水無月は想定外の戦後を前に愕然とする。起こるはずのない暴走事故により、“虐殺オートマタ”として歴史に名を刻んだ五体の姉兄たち。さらに大公と吸血鬼王による突然の和平を経て、公国は人間と吸血鬼が平等に暮らす世界で唯一の共和国へと変貌を遂げていた。亡き博士の娘・カノン、吸血鬼王女・リタとの出会いを通じ、新たな“日常”を受け入れていく水無月だったが――。オートマタの少年と二人の姫が織りなす、正義と反抗のバトル・ファンタジー起動!!

第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作

鏡のむこうの最果て図書館 光の勇者と偽りの魔王

©冬月いろり/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:Namie

これは勇者と魔王の決戦を影で支えた人々の《誰にも語り継がれないお伽噺》

【あらすじ】

空間が意思と魔力を持ち、様々な魔物が息づく世界・パライナの北端に、誰も訪れない《最果て図書館》はあった。記憶のない館長ウォレスは、鏡越しに《はじまりの町》の少女ルチアと出会い「勇者様の魔王討伐を手伝いたい」という彼女に知恵を貸すことに。中立を貫く図書館にあって魔王討伐はどこか他人事のウォレスだったが、自らの記憶がその鍵になると知り……臆病で優しすぎる少女。感情が欠落したメイド。意図せず世界を託された勇者。彼らとの絆を信じたウォレスもまた、決戦の地へと赴く――これは、人知れず世界を守った人々のどこか寂しく、どこまでも優しい【語り継がれることのないお伽噺】

各作品の全文公開は2019年2月8日(金)までとなるので、ぜひとも目を通してもらいたい。このほかの第25回電撃小説大賞受賞作は、電撃文庫から4月10日に1作品、メディアワークス文庫から4月25日に1作品、5月25日に1作品、6月25日に2作品の発売が予定されている。

[関連サイト]

第25回電撃小説大賞受賞作特設ページ

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