【日刊試読タイム】『白魔法クラスの大忍術師』(MF文庫J)

発売前のラノベを試し読みから紹介する日刊試読タイム。今回はMF文庫Jが2019年8月24日に発売する『白魔法クラスの大忍術師』です。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

インペリウム魔法学園。大陸で唯一の魔法学園にして、大陸を分かつ六国が六系統の魔法を武器に神樹の魔力、ひいては次の世界の覇権を争う戦場でもある。しかし、そこに現れる一つの影──全魔法士の仇敵”ニンジャ”。「ユウマ、お前には魔法学園に行ってもらう」「いや、俺ニンジャなんだけど!」 なぜか魔法学園に潜入することになった名門一族の次期当主・御影ユウマは、入学試験を飛び越え例外生として白魔法クラスに所属することに成功する。そこで工作の最中出会った美少女魔法士・アルフティアと行動を共にすることになり……!? 大忍術師の暗躍譚、開幕。

著者は藤木わしろ先生。イラストは紅緒先生。本作は魔法士と三百年にわたる確執を持ったニンジャの少年が、とある任務のために大陸で唯一の魔法学園に潜入してはじまる学園暗躍ファンタジーです。

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三百年ぶりに表舞台に現れたニンジャ、学園に潜入する。

主人公はジジイよりもジジイらしい暮らしに馴染むニンジャの少年・御影ユウマ。世界は魔法によって支配されており、六つの魔法系統からなる国がしのぎを削っている時代。ユウマは魔法を使ったこともないにもかかわらず、祖父からとある任務を言い渡されることになります。若き魔法士たちが集う、大陸で唯一の魔法学園「インペリウム魔法学園」への潜入調査。そのついでに信頼できる嫁でも探してこいというのです。

三百年前、魔法が至上とされている世界で唯一魔法に抗ってきた存在、それがニンジャでした。歴史の中で幾度となく魔法士たちの戦いに諜報や異能をもって介入を続けてきたニンジャは、魔法士に大きな遺恨を残したまま表舞台から姿を消していたのです。ニンジャの悪行は語り継がれ、魔法水準も発展。変化した世界になぜ再びニンジャが姿を現すことになったのか。それは魔法士、ひいては魔法学園で「知る必要のある情報」が存在していることに他ならなかったのです。

一般人が学園内に立ち入れる入学試験日を狙い潜入を試みたユウマは、白魔法を主体とする騎士国家の伯爵令嬢との邂逅を経て、学園で最も偉い六賢聖の一人、トトリ・イーストと対面します。そしてニンジャへの不信感や恨み節と共に語られたのは、学園が執り行う「豊穣の儀」の実施にあたり、不穏な話が流れているというもの。六種の魔法系統から外れ、世界を滅ぼしかねない「大罪法術」を匂わす何者かの存在があったのです。

ユウマは「例外生」として魔法学園に入学することとなり、ニンジャであることをバレないようにしながら学園生活が始まっていくことになります。魔法士とニンジャの三百年にわたる確執も気になるところであり、祖父から与えられた任務の成功可否と、嫁探しの行方にも注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©藤木わしろ/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:紅緒

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