ラノベニュースオンラインアワード2020年7月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2020年7月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。折り返しを迎えた2020年を盛り上げる選出作品に大注目です!
2020年7月刊
総合部門
終焉ノ花嫁(MF文庫J)
現実でラブコメできないとだれが決めた?(ガガガ文庫)
このぬくもりを君と呼ぶんだ(ガガガ文庫)
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。新シリーズとなるMF文庫J刊『終焉ノ花嫁』、第14回小学館ライトノベル大賞「優秀賞」受賞作『現実でラブコメできないとだれが決めた?』、こちらも第14回小学館ライトノベル大賞「優秀賞」受賞作『このぬくもりを君と呼ぶんだ』の3作品が選出されました。『終焉ノ花嫁』には「ダークな世界観と予想を裏切る展開が魅力!(山夜みい)」や「最愛の者を救うために、何度も地獄を繰り返し、失敗した自分にも助けられながら2人の白姫を助けることが出来たシーンは苦しくも、とても感動しました!作品に出てくる花嫁たちの、花婿を愛する仕草やセリフが、とても萌え、幸せな気持ちなりました!(あさまる)」、「最初に読んでて感じるのは違和感でした。そしてその違和感の正体に気づいた瞬間、全身に衝撃が走ります。感動するのでぜひ一読を!!(ばっち)」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2020年7月刊
熱かった部門
七つの魔剣が支配する(電撃文庫)
2020年7月刊
感動した部門
このぬくもりを君と呼ぶんだ(ガガガ文庫)
2020年7月刊
笑った部門
現実でラブコメできないとだれが決めた?(ガガガ文庫)
2020年7月刊
萌えた部門
ライアー・ライアー(MF文庫J)
第6巻が発売された電撃文庫刊『七つの魔剣が支配する』が熱かった部門を、「総合部門」で選出された『このぬくもりを君と呼ぶんだ』が感動した部門を、こちらも「総合部門」で選出された『現実でラブコメできないとだれが決めた?』が笑った部門を、第5巻が発売されたMF文庫J刊『ライアー・ライアー』が萌えた部門で選出されました。『七つの魔剣が支配する』には「自らが選んだものに狂う魔法使いの業は、時におそろしく、時に儚い。奈落へ続く暗さを孕む、魔道の中で煌めく絆は、涙が出る程尊いものでした(詞乃端)」や「いつもは頼もしい主人公の不調を支える仲間との絆や関係の進展、そして先輩の生きざまに感動しました。読書中、恐らく3回は泣きました(名無し)」などの感想が寄せられました。『ライアー・ライアー』には「5巻は特に甘い展開が多く、机をダンダンしながら萌えました。次回6巻が熱いバトル展開がありそうな予感でとても楽しみになる5巻でした(名無し)」た「7月はライアー・ライアー5が一番面白かったです!ラブコメが混ざった頭脳戦、後半の衝撃展開などとても面白かったです!(yamamo)」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2020年7月刊
新作総合部門
終焉ノ花嫁(MF文庫J)
現実でラブコメできないとだれが決めた?(ガガガ文庫)
このぬくもりを君と呼ぶんだ(ガガガ文庫)
新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2020年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されており、総合部門で選出されている『終焉ノ花嫁』、『現実でラブコメできないとだれが決めた?』、『このぬくもりを君と呼ぶんだ』がそのまま選出となりました。『現実でラブコメできないとだれが決めた?』には「今までにない分析してラブコメするのは新鮮さがすごく、それを成り立たせる周りのキャラが良すぎました!!2巻が楽しみです!!(しろいくまさん)」や「無謀だと認識しながらも現実でラブコメをしようとする姿勢・努力は面白さと感動のハイブリッドでずっと笑いが止まりません!!(Jin)」などの感想が寄せられました。『このぬくもりを君と呼ぶんだ』には「フェイクとリアル、嘘と本当の気持ち、レニーとトーカの感情が章ごとに非常に丁寧に描かれていて、SFチックな地下都市という舞台背景と見事にマッチしていました。幼い感情が故にすれ違いっていく二人がようやくたどり着いたこの物語の結末。ひさびさに読んだラノベでボロ泣いちゃいました(motton)」や「友人と呼べる存在と、友人という名前では説明がつかない特別な存在。どちらも大切。そんな関係性が繊細に複雑に描かれていて、読み終わるまでの時間、共感と痛みを感じさせてくれた(名無し)」などの感想が寄せられました。
2020年7月刊
新作部門
終焉ノ花嫁(MF文庫J)
女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。(電撃文庫)
現実でラブコメできないとだれが決めた?(ガガガ文庫)
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「総合部門」「新作総合部門」でも選出された『終焉ノ花嫁』、電撃文庫刊『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』、こちらも「総合部門」「新作総合部門」で選出された『現実でラブコメできないとだれが決めた?』が選出されました。『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』には「女子高生のふたりがまた恋に落ちるかもしれない過程を、じっくり描いてるのが素晴らしい。星をテーマにきらきらと輝く女の子達の物語と文体がとても好きです。10月に2巻が出るとのことで、早く続きがみたいです!!(にきしー)」や「心温まるほんわかした雰囲気の百合でした……。2巻の発売が今からとても楽しみです。トワエリ話もどうか読めることを心から祈っております(かっすー)」などの感想が寄せられました。
有効票数は409票。2020年7月刊作品では以上の結果となりました。選出作品は2020年のノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門ではHJ文庫刊『毒舌少女はあまのじゃく ~壁越しなら素直に好きって言えるもん!~』やオーバーラップ文庫刊『俺は星間国家の悪徳領主!』、笑った部門ではHJノベルス刊『悪役令嬢(ところてん式)』、萌えた部門では電撃文庫刊『ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい』などが惜しい結果でした。
2020年の下半期に突入しているラノベニュースオンラインアワード2020年8月刊を対象とした投票アンケートは2020年9月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2020年の8月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。