ラノベニュースオンラインアワード2021年2月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2021年2月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2021年の躍進に期待が寄せられる選出作品に大注目です!
2021年2月刊
総合部門
異修羅(電撃の新文芸)
ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい(電撃文庫)
とってもカワイイ私と付き合ってよ!(スニーカー文庫)
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第4巻が発売された電撃の新文芸刊『異修羅』、新シリーズとして発売された電撃文庫刊『ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい』、第2巻が発売されたスニーカー文庫刊『とってもカワイイ私と付き合ってよ!』の3作品が選出されました。『異修羅』には「最強同士の戦いを主題とする本作であるが、今巻においては最強にはなりえない人々の抱えたドラマの熱量にこそ心を締め付けられた。「光陰英雄刑」という副題が、あまりにも重い。(無為な生)」や「最強を決める試合の裏で暗躍する策謀にハラハラさせられ、衝撃の展開に何度も度肝を抜けさせられました!次巻もさらに期待しています!(AXFJ)」、「相手の強大無比でその世界の常識では考えられない魔法に対し、信念の強さとそれまでの功績、味方の支援で何度でもゾンビのように立ち上がってくるロスクレイの戦いがとても良かったです。格好いいイケメンがズタボロになりながら意志の強さだけで立ちあがってきて相手を恐れさせるほどの不気味でおぞましいほどの光景が、とても印象的で美しかったです(アギュラ)」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2021年2月刊
熱かった部門
異修羅(電撃の新文芸)
2021年2月刊
感動した部門
ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい(電撃文庫)
2021年2月刊
笑った部門
犬と勇者は飾らない(オーバーラップ文庫)
2021年2月刊
萌えた部門
とってもカワイイ私と付き合ってよ!(スニーカー文庫)
「総合部門」でも選出された『異修羅』が熱かった部門を、こちらも「総合部門」選出の『ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい』が感動した部門を、第2巻が発売されたオーバーラップ文庫刊『犬と勇者は飾らない』が笑った部門を、こちらも「総合部門」でも選出された『とってもカワイイ私と付き合ってよ!』が萌えた部門で選出されました。『ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい』には、「作家と女子高生、お互いが大切に思える関係がとてつもなく温かいと思いました。(名無し)」や「とにかくホヅミ先生が、よかった!!(K)」などの感想が寄せられました。『とってもカワイイ私と付き合ってよ!』には、「私的にはカクヨムSSのいちゃつきっぷりも好きですが本編では人間関係やストーリーの本筋が進展していくのもこの合間にSSのようなことがあるんだなと考えるとニヤニヤが止まりません。この作品は本編のとカクヨムSSの両方でより楽しめました。これからも応援してます(RUKA)」や「偽物カップルを自称するバカップル二人の掛け合いがとても良かったです。特に彼女のいじらしさと可愛さが最高でした。三巻の発売が今から楽しみです!(朧月)」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2021年2月刊
新作総合部門
ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい(電撃文庫)
僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない(星海社FICTIONS)
【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。(ファンタジア文庫)
2021年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2021年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されており、「総合部門」「感動した部門」でも選出された『ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい』、星海社FICTIONS刊『僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない』、ファンタジア文庫刊『【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。』が選出されました。『【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。』には、「ヒロインの可愛さだけで書き上げられており、ひたすら甘い作品でした。シンプルな内容で簡単に読ませてくるのでヒロインの可愛さが素直に伝わりやすくラノベに慣れていない人間でも読みやすい内容です。ただしラノベ慣れしているような人には一巻時点ではもりあがりに欠けているので、次巻以降の盛り上がりに注目したい作品です(いいん)」などの感想が寄せられました。
2021年2月刊
新作部門
僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない(星海社FICTIONS)
ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい(電撃文庫)
幼馴染で婚約者なふたりが恋人をめざす話(HJ文庫)
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「新作総合部門」でも選出された『僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない』、4冠を達成した『ホヅミ先生と茉莉くんと。 女子高生、はじめてのおてつだい』、HJ文庫刊『幼馴染で婚約者なふたりが恋人をめざす話』が選出されました。『僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない』には「本格ラブコメ×本格ミステリが織りなす物語が本当に面白い!神様の啓示を受けたかのような能力を持つヒロインと少々お節介焼きな主人公。渦巻く謎と垣間見える恋心。一瞬で物語に引き込まれます。二月刊の中では一番の衝撃を受けた作品でした!(youhei.S)」などの感想が寄せられました。
有効票数は230票。2021年2月刊作品では以上の結果となりました。選出作品は2021年のノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門ではモンスター文庫刊『魔法学園の大罪魔術師』、総合部門では第2巻が発売されたガガガ文庫刊『ホラー女優が天才子役に転生しました』、同じく総合部門では第14巻が発売されたGA文庫刊『りゅうおうのおしごと!』などが惜しい結果でした。
2021年内の飛躍が期待されるラノベニュースオンラインアワード2021年3月刊を対象とした投票アンケートは2021年4月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2021年の3月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。